【CEATEC JAPAN 2013】来年度の本放送に向けて各社が4K対応テレビを出展 主要メーカーが出揃う

2013.10.3 16:16配信

今年の「CEATEC」の最大の目玉は、4K対応テレビだ。いまから2年前の「CEATEC JAPAN 2011」で東芝が世界初の4K対応テレビ「レグザ 55X3」を発表。東芝が先陣を切り、その後、ソニーとシャープも4K対応テレビを発売した。今年は三菱電機、パナソニックも4K対応テレビを参考出展し、これでテレビメーカーがほぼ出揃うことになる。

●4Kが本格的始動、ソニーとパナソニックは薄い有機ELテレビを展示

「4K」とは4K解像度のことで、「K」は1000を意味する「kilo」の頭文字を取ったもの。水平画素数が4000、垂直画素数が2000前後で、フルHDの約4倍の画素数をもつフォーマットの総称だ。映画の場合は4096×2160画素、テレビの場合は3840×2160画素になる。すでに総務省は2014年夏に4Kテレビ放送の開始を目指すと発表しており、業界は4K化を急速に進めている。

今年の「CEATEC」で注目したい4K対応テレビは、薄く発色がいい有機ELテレビだ。ソニーは56型の4K有機ELテレビを国内初公開。有機EL発光層の光を効率よく取り出す独自の「スーパートップエミッション」方式を採用し、鮮やかな色が際立つ。発売時期や価格などは未定だ。

同じく有機ELテレビを参考展示したのは、今年10月に4K対応テレビを発売するパナソニック。「4K WORLD」と題したブース中央にシアターを設置し、そのなかで55型の4K有機ELディスプレイを展示している。色再現性の高さやコントラスト比の高さも驚きだが、8.9mmというその薄さは一見の価値ありだ。

●独自技術で色再現性を高めた4K対応テレビ

4K対応テレビ市場に初参入する三菱電機は、バックライトに赤色レーザー光源と青色用LED、緑色用LEDを使った「REAL LASERVUE」の4K対応モデルを参考展示した。画面は65型で、画面両側には屏風のようなかたちをした大型スピーカーを配する。まるでパネルが宙に浮いているような独特のデザインだ。

シャープは、4K解像度パネルの圧倒的な解像度を最大限生かすために、「4Kモスアイパネル」と「4Kマスターエンジンプロ」を搭載した4K対応テレビ「AQUOS UD1シリーズ」を出展。また、フルHD画質の信号をアップスケールし、輝度を調整することで4K画質と同等のレベルで出力する技術「クアトロン プロ」によって4K並みの高解像度を実現したフルHDテレビ「AQUOS クアトロン プロ」を参考展示した。

このほか、各社とも家庭用として50型以上の大画面4K対応テレビを展示している。東芝の4K対応テレビ「レグザ Z8X」シリーズも84型/65型/58型と大画面モデルだ。だが今回は、50型と40型の小型サイズを展示した。隣にREDの4K対応ビデオカメラやBlackmagic Designの4K編集システムを並べ、フルHD以上の画質を求める映像編集や写真編集のプロニーズ向けに提案している。

今回紹介したこれらの4K対応テレビは、店頭に並ぶまでまだ時間がかかる。ぜひ会場に足を運んで、その目と耳で確かめてほしい。

いま人気の動画

     

人気記事ランキング