NTTドコモは、10月3日、無料のドコモ契約者向け会員サービス「ドコモプレミアクラブ」と「ドコモビジネスプレミアクラブ」の「ポイントプログラム」「会員優待サービス」について、6月26日に発表した内容から変更すると発表した。

6月26日に発表したポイントプログラムでは、「ゴールドステージ」「グランプレミアステージ」「ベーシックステージ」を追加し、従来の「1st/2nd/3rdステージ」「プレミアムステージ」と合わせて7段階に分け、ステージごとに付与するポイント率を変更する予定だった。

当初は、「ゴールドステージ」以外のステージでは、ドコモポイント付与率を決めるステージの決定条件が「継続利用期間」と「加入サービス」の組み合わせだったために、たとえ継続利用期間が10年を超えていても、指定の有料オプションサービスに加入していない場合、最もポイント付与率の低い「ベーシックステージ」だった。しかし、長期間利用しているユーザーからの要望などを受け、サービスの加入状況を必須条件から外し、「継続利用期間」だけでステージを決定する方式にする。さらに、ステージ決定条件となる「継続利用期間」の期間を見直し、各ステージのドコモポイント付与率も変更する。

ポイントプログラムは、当初の発表通り2014年4月付与分から変更する予定。変更後のポイント付与率は、「DCMX GOLDカード」契約者を対象とした「ゴールドステージ」で利用金額1000円につき100ポイント、継続利用期間15年以上の「グランプレミアステージ」で25ポイント、継続利用期間10年以上の「プレミアステージ」で20ポイント、継続利用期間8年以上の「3rdステージ」で15ポイント、継続利用期間5年以上の「2rdステージ」で10ポイント、継続利用期間5年未満の「1stステージ」で5ポイントとなる。「1st/2nd/3rdステージ」の「継続利用期間」は、現行のポイントプログラムと同じ。

サービス加入状況は、ポイント付与率アップのためのプラスアルファの条件となり、指定の有料オプションサービス(スマートフォンの場合は「あんしんパック」または「おすすめパック」、従来型携帯電話の場合は「ケータイ補償お届けサービス」または「iコンシェル」)に加入し、「Myインフォメール」を受信している場合、5ポイント加算する。さらに、DCMXカードを契約すると、通常、5ポイント(3rdステージ以上は2015年3月請求分まで20ポイント)加算する。

会員優待サービス(ドコモクーポン)に関しては、レジャー・エンタテインメント施設を特別優待料金で利用できるクーポンの配布対象ステージを、当初の1stステージ以上から、プレミアステージ以上に変更する。

「ドコモビジネスプレミアクラブ」のポイントプログラムも、2014年4月付与分から「ドコモプレミアクラブ」同様、「継続利用期間」に応じた6段階ステージ制に変更し、指定のサービスに加入している場合は5ポイント加算する。