京都市交響楽団、新指揮者陣を発表

2013.10.4 20:42配信
広上淳一(第12代常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)photo by Greg Sailor 広上淳一(第12代常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー) photo by Greg Sailor

京都市交響楽団は、2014年4月から指揮者体制を一新することを発表した。現職の第12代常任指揮者・広上淳一はミュージック・アドヴァイザーも兼任。また新たに、常任首席客演指揮者として高関健、常任客演指揮者として下野竜也を迎える。任期はいずれも2017年3月末までの3年間。広上淳一は年2回の定期演奏会ほか、高関健と下野竜也は年1回の定期演奏会ほかに出演し、それぞれ手腕をふるう。

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2008年4月の常任指揮者就任以来、京響メンバーと信頼関係を深めてきた広上淳一。演奏面の飛躍的な向上により、聴衆、評論家から高い評価を得るなど、大きな功績を残してきた。2014年度からは、新設ポストのミュージック・アドヴァイザーを兼任し、2016年の楽団創立60周年に向けて、音楽的アドヴァイスなど、より多角的な貢献を果たしていく。

常任首席客演指揮者に就任する高関健は、第9代常任指揮者の井上道義の時代に5年間(1990年4月~1995年3月)、指揮者のポストを務めた後も、京響とは長年にわたって親密な関係を築いてきた。群馬交響楽団、札響交響楽団などで要職を歴任し、オーケストラを鍛え上げる手腕が高く評価され、今回の同ポストへの就任が決定した。

また、常任客演指揮者に就く下野竜也は、2001年の京響初登場以来、楽団メンバーからの信頼は厚い。2001年のブザンソン国際指揮者コンクール優勝後の活躍は目覚しく、特に近年、読売日響との新作初演をはじめとする近現代作品への取り組みは、楽壇内からの評価も高く、今後は京響のレパートリー拡大への貢献も期待される。

広上淳一、高関健、下野竜也、さらに挂冠指揮者の大友直人という、名実ともに現在の日本を代表する指揮者陣で、2014年度より新体制となる京都市交響楽団。2016年の創立60周年を控え、文化芸術都市・京都にふさわしい「世界に誇れるオーケストラ」を目指す活動に注目が集まる。

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