随所に散りばめられるコメディ部分も大きなポイント。男はみんな「かっこいい」と見られたいのと同時に「面白い」とも思われたい動物。「ワルっぽくてカッコいいけど、面白い」――そんな絶妙のバランスをもって本作は描かれており、その点も大いに感情移入して物語を追いかけられるはず。
近年に限った話ではなく、歌って踊って演じてと人気のジャニーズタレントではあるが、最も広く認知されやすいTVにおいて、バラエティ番組でおバカなことをしたり、カッコ悪い一面を見せたりというのはもはや当たり前であり、そういったコミカルな部分で女性のみならず男性の好感度を確実に獲得している。本作はまさにイケメンたちが、男だからこそ分かる意地やプライドをかけて熱い戦いを繰り広げつつも、しっかりとコミカルでおバカな男の一面も見せており、まさに「男としてこうありたい!」というなかなか公言できないけれど密かな男の理想像を体現していると言えるのだ。
決して多数派ではないかもしれないが男性のジャニーズファンに向けてそれぞれのキャスト陣の魅力を紹介するなら、ポイントは普段の姿と役柄のハマり具合とギャップ。司役の中島健人はキュートでセクシーというポイントをしっかりと踏まえつつもブチ切れると圧倒的な力をみせる“ポテンシャル”も見どころ。。
「廣島ナイツ」のトップ・ヒロを演じる橋本良亮(A.B.C-Z)も普段の天然っぷりをいかんなく発揮したハマり役と言えそう。チャラ男を演じつつも数々の舞台で鍛え上げた体の動かし方は本物。ダンスを踊るかのようなキレのいいアクションも見逃せない。
そしてギャップという点ではこの男。普段、バラエティ番組などで、メンバーからイジられるキャラの二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)だが、本作では広島No.1チーム「ビイスト」の頭でクールな段野を好演。この作品だけ見ると、二階堂のキャラを勘違いしてしまうほどの“変貌”ぶりを見せている。
まさに三者三様。さらに彼らの下にいるメンバーたちの性格や個性もバラバラ。主要人物以外の役柄までしっかりとキャラ付けがしてあるのも本作の大きな特徴であり、男が見て、感情移入できる対象が多様であるのも本作の魅力といえる。
過去には映画「シュート!」にSMAPが全員そろって出演したほか、「ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY」の嵐、「ホールドアップダウン」のV6など、若手ジャニーズのメンバーにとって、グループおよび同世代のメンバーたちとの映画出演は登竜門とも言えるキャリアの重大事。国民的な認知度と人気を獲得する上では通らなくてはならない道である。その点でも、女性ファンだけでなく男性のおメガネに叶うか否かを計る上で、今回の“男祭り”――男性限定特別試写会は興味深い。男たちだけで未来を担う若きジャニーズたちを愛でるべし! 萌えるべし!
「劇場版 BAD BOYS J―最後に守るもの―」公開記念!大ヒット祈願「男祭り」
■日時:10月20日(日)
9時30分~11時40分 本編上映+上映終了後、舞台挨拶(予定)
※イベント詳細はご当選された方へのご招待状に記載させて頂きます。
■場所:都内某所
■イベント内容 キャスト舞台挨拶付き男性限定試写会
■登壇者(予定):
中島健人(Sexy Zone)、二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)、橋本良亮(A.B.C-Z)、
岩本照・深澤辰哉・渡辺翔太(Snow Man)、重岡大毅(関西ジャニーズJr.)
安井謙太郎・萩谷慧悟・森田美勇人・諸星翔希・七五三掛龍也(ジャニーズJr.)
※登壇者は予告なく変更する場合がありますので、予めご了承ください。
■応募・参加資格:男性に限る 150組300名様ご招待!
■応募締め切り:10月15日(火)10:00AM