『キャプテン・フィリップス』のトム・ハンクス(中央)

トム・ハンクスが、アメリカのトーク番組で、糖尿病を患っていることを告白した。役のために太ったり痩せたりしたことも原因になったようだ。

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ハンクスが出演したのは、アメリカで人気の深夜トーク番組「レイト・ショー・ウィズ・デビッド・レターマン」。最新作『キャプテン・フィリップス』のプロモーションのためにインタビューを受けたハンクスは、最近の検診で糖尿病が発覚したと告白した。ハンクスは36歳の時から血糖値の問題を抱えており、それがついに糖尿病に至ってしまったらしい。ただし、「コントロールできるレベルで大丈夫」だとのことだ。番組内で、ハンクスは、担当医に「高校時代の体重を保てていたら糖尿病にはなりませんけどね」と言われたとし、「でも高校時代、僕は42kgだったんだよ。それに戻るのは無理だよね」と語った。
ニュースを受けて、役のために急激に痩せたり太ったりした経歴をもつことが、体に悪影響を与えたのではないかと指摘する医師の声も出ている。演技派の彼も、今後は体調を考え、選ぶ役が変わってくるかもしれない。

『キャプテン・フィリップス』
11月29日(金)全国公開

文:猿渡由紀