マクセルの執行役員事業戦略本部岡藤雅夫副本部長

2017年8月に資本業務提携を結んだアイ・オー・データ機器(I・Oデータ)とマクセルは、10月に推進体制として「シナジープロジェクト」を設置、17年12月と18年2月の全体会議を経て、協業の枠組みを決定した。4つのテーマを設定して、商品企画から販売体制、購買物流やサービスまでの広範囲な協業体制の確立を目指す。

具体化に向けたテーマは4つ。プロジェクター関連新商材やサイネージビジネスでの協業など「光エレクトロニクス新商材」。健康理美容機器のIoT化やオーディオ・映像分野での協業など「コンシューマ製品企画開発」。スマートハウスや蓄電システムの応用展開とAI活用検討など「蓄電システム、HEMS」。そして、共同購買、共同配送やグローバル拠点の相互活用など「購買・物流・サービス」だ。

2月28日の関係者懇親会でマクセルの執行役員事業戦略本部岡藤雅夫副本部長は、「協業の発展に向けた規模の見通しは、これから立てる」としながらも、「相互の製品・サービスの組み合わせによる新たなビジネスの創出、次世代製品サービスの共同研究開発、コンシューマ分野の間接業務の共用を、2社間で進めていく」と目標を述べた。

現在は企画・開発・製造が別々なため、シナジー商品の第一弾となる、モバイルタイプ・タッチソリューション「プロジェクターたっち」では、システム化からの協業だった。今後は企画や開発などの上流から協業できる環境を整える方針だ。両社で、経営トップをプロジェクトオーナーとする対象形のプロジェクト体制を構築する。

I・Oデータのつながる・つなげる、録る、貯める、みせる技術と、マクセルの水・空気・光、アナログコア技術、モノづくり力をあわせることで、「シナジーを進化させていきたい」(岡藤副本部長)との考えを示した。

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