上野樹里 (C)エンタメOVO

 ミュージカル「のだめカンタービレ」取材会が20日、東京都内で行われ、出演者の上野樹里と三浦宏規が登壇した。

 本作は、二ノ宮知子氏の人気コミック『のだめカンタービレ』を初めてミュージカル化。上野は、2006~08年にフジテレビ系で放送されたドラマ、09~10年の劇場版で主人公の“のだめ”こと野田恵を演じており、今回、13年ぶりに同役をミュージカルで演じる。三浦は、のだめの大学の先輩・千秋真一役で出演する。

 上野は、出演の経緯を「ラジオを始めるというときの第1回目のゲストが二ノ宮知子さんで、『今度、舞台をやるんだ』と聞いて、『えっ? ちょっと興味あるんです』と言ったことが今に至っています」と明かした。

 本作が初舞台、初ミュージカルとなるが、「生のオケ(オーケストラ)が入ったり、練習するシーンをオケの人たちと一緒にお芝居を作っていくということも未知の世界。歌い上げるというよりは、『お芝居の延長線上で、のだめがカンタービレすると、どんなふうに歌うの?』というのは面白いなと思って、挑戦してみようと思いました」と語った。

 そして、「笑ったり、悔しい気持ちになったり、悲しくなったり、幸せになったり、皆さんの笑顔が感じられるような舞台にできたらいいなと思っています」と意気込みを語った。

 一方、三浦は、千秋を演じることについて、「発表されるとびっくりされると思いますが、正直怖いです。『(ドラマや映画で千秋を演じた)玉木(宏)さんじゃないのか』と言われそうで」と本音をこぼしながらも、「大役ですので、皆さんの期待を裏切らないように千秋先輩という役を務めたいと思います。精いっぱい頑張りたいと思います」と語った。

 舞台は、10月に都内・シアタークリエで上演。