スマートミラーと顔認識で来店者の属性や行動を予測する

ジーエルシーは2月26日、スマートミラーと画像認識技術を活用し、店舗経営に特化したマーケティングプラットフォーム「来店者データ解析プラットフォーム」の提供を開始した。

店内に鏡代わりに設置した専用のスマートミラーに映し出される来店者の顔面の表情、目の位置、頭の方向、視聴時間、服の色といった情報を画像認識技術でリアルタイムに分析し、閲覧用の「データ分析ダッシュボード」に表示する。

画像認識エンジンはエイコムから提供を受けたもので、属性推定・行動分析として、ディスプレイ注目時間の計測、年齢・性別の分類、6種類の表情の認識、服の色判定、ヘッドポーズ推定と、カメラ前を通り過ぎた通行人数の把握ができる。

これらのデータは自動で収集・蓄積され、店舗の売上向上や顧客満足度の向上のため、従来の勘や経験だけではなく、定量的なデータに基づいた施策を講じることができる。