(画像左から)真風涼帆、中井美穂 (C)宝塚歌劇団 (C)宝塚クリエイティブアーツ (C)TOKYO-SKYTREE (画像左から)真風涼帆、中井美穂 (C)宝塚歌劇団 (C)宝塚クリエイティブアーツ (C)TOKYO-SKYTREE

時を超えて愛され続ける、豪華絢爛な「宝塚歌劇」。その舞台の魅力とタカラジェンヌたちの輝きの軌跡を、東京スカイツリーからの眺望とともに堪能できるスペシャルな企画「宝塚歌劇 in TOKYO SKYTREE(R)」が、3月1日から開催中だ。天望デッキフロア350で宝塚歌劇5組のトップスターのオリジナルスペシャル映像を上映するほか、天望回廊では、「宝塚歌劇 タカラジェンヌ◇輝きの軌跡展」と題した企画展を開催するなど、盛りだくさんの内容だ。

初日となった3月1日の夜、宙組トップスター・真風涼帆を迎え、東京スカイツリーラウンドシアターのスペシャル映像の初上映会&トークショーが天望デッキフロア350で行われた。真風が登場することが告げられると、集まった宝塚ファンたちからは悲鳴のような歓声が。「夜景を見られるということで、雰囲気が合えば」と紺色のジャケットに身を包んだ真風が登場、司会進行をつとめるフリーアナウンサー・中井美穂と、先日行われた宙組20周年記念イベントの話からトークはスタート。「今までのトップスターの方たちの思いをじかに聞ける貴重な機会だったので、あらためて自分自身も、身の引き締まる思いでいっぱいでした」と真風。

続いて話は、天望回廊での企画展の話に。真風自身も実際に体験した感想は「すごく楽しかったです!時間が足りなくて……何時間でもいられますね」とコメント。トップスター5人をバックに羽を背負って記念写真を撮られるスペースでは「自撮りしましたけど下手すぎて、シュールな画になりました(笑)」と、かなり楽しんだ模様。期間中は限定デザイングッズも発売されており、真風は「歌劇」のロゴ入りノートやクリアファイルが特にお気に入りだとか。このグッズ売り場では税込み4000円以上お買上げの方の中から限定1名にトップ5人のサインが当たる抽選も行われているので、お楽しみに。

また、期間中は宝塚歌劇をイメージした豪華なコスチュームに身を包んだ東京スカイツリーの公式キャラクター・ソラカラちゃんが限定グリーティングに登場。衣装のクオリティやシャンシャンの持ち方には真風も太鼓判。

そしていよいよ、スペシャル映像の上映がスタート!約110m255度、天望デッキフロアの窓ガラスをスクリーンに仕立てたラウンドシアターに、映し出された約8分間の映像は、全5組のトップスターの撮り下ろし映像と各組の舞台映像などがふんだんに使用され、濃縮されたとてもゴージャスなもの!映像の中で真風が登場すると、集まった観客から歓声が飛ぶ場面も。

その後、宝塚歌劇をイメージした限定カフェメニューの試食をして、この日のトークショーは終了。真風自身「夜景の中で宝塚の映像を拝見できるという貴重な経験ができて、私もファンにもどったような感覚」とコメントした。絶景と宝塚歌劇のかつてない競演、ぜひ楽しもう。ラウンドシアターの上映は、7月31日(火)まで予定。詳細は下記公式サイトでご確認を。

取材・文:川口有紀