菅院長のヒストリー

来日25年の菅院長(63歳)は中国の南京出身。中華街で同院をオープンして13年という。

―なぜ整体師になられたのですか。

私の時代は学校を出るときに、君は教師、君はエンジニア、と進路を決められていたんですよ。私は病院に勤めることに。

―では、人によっては本望でない道に進んでいたのですね。先生は病院希望だったのですか。

少林寺拳法や柔道をやっていて、ずっとスポーツ医学に興味があったので病院に進めて良かったです。

―その後、整体師になられたのですね。

はい、中国のバレーボールチームなどを担当していました。柔道選手も診ていたので、今でも中国の柔道チームは来日したときにうちに来ます。

―スポーツ選手からも信頼が厚くいらっしゃるんですね! 日本に来られたのはなぜですか。

日本が好きなんです。最初は四谷(東京)で整体師をしてました。その後、観光客も多い中華街で開院しました。

 

「神の手」と称したのは意外な人物

―「神の手」ということですが。

これは自分で言ってるのではなくて、書道の先生が施術に感動して書いてくれたんです。それがきっかけです。うちは宣伝とかしてなくて、ほとんどクチコミで来てくださるんです。

来院していた女性(70代)にインタビューしたところ、10年前から院長のお世話になっているという。人工関節の手術を受けて以来膝の調子が悪く、病院ではなかなか改善されずにいたのだが、院長の施術により元気に歩けるという。同院には、上は80代から、また仙台や大阪などの遠方から訪れる人も少なくない。
 

東洋医学・西洋医学を融合し、独自のスポーツ医学を提唱する院長の評判は確固たるもので、現在も南京大学の教授としてオファーが来るという。が、「日本が好きだから」と穏やかな口調で語る院長。

 

取材を終えて

余計なお世話だが、「神の手」と掲示することについて少々キニナルので消費者庁へ電話インタビューした。

―「神の手」と唱うことについて消費者庁の認識を聞かせてください。

科学的に証明できるものでないので、現時点では少しグレーですね。新規でその広告を打とうとする事業者には、再検討を促しています

―「テレビではよく神の手と見かけますが…」

…なんとも申し上げにくいところです…

と歯切れの悪い返答であったが、今回の結果から照らせばその点を問うのも野暮かもしれない。
 

施術後のケアもよかった
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20数年井上を悩ませてきた外反母趾。今まで自分なりの対抗策を講じてきたつもりだけれども、今回ほど効果を感じたことはないのが正直なところ。


山下町整体院
住所/横浜市中区山下町112-4  ポートヴィラ元町1F
電話/045-212-5866
営業時間/10:00~22:00
定休日/なし
料金/20分2000円~

 

※本記事は2013年9月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

 
 

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