レオナルド・ディカプリオとマーティンスコセッシ監督が5度目のタッグを組んだ新作映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の最新画像がこのほど公開された。本作は、世界有数の金融街として知られるウォール街で“ウルフ”と称された男の実話を基にした物語だが、彼はたった10年で圧倒的な成功をおさめ、瞬く間に地に落ちた男として知られている。
本作の舞台は1980~90年代のウォール街。ディカプリオが演じるジョーダン・ベルフォートは学歴もコネもないまま、22歳でこの街の投資銀行に飛び込んだ。誰も思いつかないアイデアと話術で成績を伸ばした彼は、4年後に証券会社を設立。その時の年収は49億円だった。たまに経済誌に想定年収が掲載されているが、49億円は日本の大企業の創業者の年収をはるかに上回る金額だ。
ちなみにベルフォートは“稼ぐ”だけでなく“浪費”にも全力を傾けた。彼は稼いだ金をどんどん使い、その豪遊ぶりは人々を驚かせた。このほど公開された画像でもベルフォートはクルーザーの上でグラス片手に自信満々の表情を見せている。
その後、彼は36歳の時に一夜にして頂点から転がり落ちる。映画は果てしない欲望のために生き、豪遊した男が見た栄光と破滅を描くという。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
12月20日(金)全国ロードショー
関連記事