(左から)斎藤工、仮面ティーチャー、大政絢

藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が主演した人気ドラマ「仮面ティーチャー」(藤沢とおる原作)の映画化が決定した。本作で藤ヶ谷は映画初主演。15日、都内で行われた製作発表会見に出席し「初主演のうれしさもちろん、仮面ティーチャーの世界観やメッセージを大きなスクリーンで伝えられるのが何よりうれしい」と喜びを噛みしめていた。

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荒廃した近未来の教育現場を舞台に、生徒を更正するためなら体罰も許された特別教師・仮面ティーチャーこと主人公の荒木剛太が、生徒たちと“心”でぶつかり合う姿を描いた学園アクション。今年7月の放送開始と同時に、ティーンだけでなくヒーロー物好きの男性の間でも大きな話題を集めており、藤ヶ谷も「新しいヒーローものを作ることができた。とにかく期待してください!」と自信に満ちた表情だった。

会見には藤ヶ谷をはじめ、大政絢、菊池風磨(Sexy Zone)、ジェシー(ジャニーズJr.)、斎藤工、小瀧望(関西ジャニーズJr.)、原幹恵、守屋健太郎監督が出席。ドラマから引き続き出演する大政は「すべてがスケールアップし、現場もとても楽しく進んでいった」と語り、斎藤は「アクションがものすごいし、ドラマ放送時からスクリーンにふさわしい熱量を感じていた。ライバルは『アベンジャーズ』です」と対抗心を燃やしていた。

メガホンを執る守屋監督は「よりパワーアップし、劇場版にふさわしい作品に仕上がった」とこちらも自信満々。テーマは主人公に与える試練だったといい、「生徒と心で向き合うという剛太のポリシーを揺るがすのは、生徒ではなく恩師との対決だと思った」。剛太が教師を志すきっかけとなる存在を名優の遠藤憲一が演じ、作品の大きな見せ場を演出することになっている。

劇場版『仮面ティーチャー』
2014年2月22日から全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼