KAZOKU FES.2013 撮影:古川喜隆

10月12日。
数日前の台風の影響も感じない青空のもと、今年もラグーナビーチにてKAZOKU FES.2013は開催された。

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名古屋出身のヒップホップグループ、HOME MADE 家族が中心となり、“家族”にこだわり開催する、世界でも稀有な野外音楽フェス。

出演したアーティストは、WEAVER、華原朋美、九州男、SEAMO、シクラメン、ソナーポケット、チームしゃちほこ、→Pia-no-jaC←、福原美穂&origami players、GOLD RUSHの全11組。

KAZOKU FES.皆勤賞の九州男が以前、「(お客さんが)ほっこりしている」と発言していたが、観客エリアの様子も、好きなアーティストに向かって、一直線のエネルギーをぶつけるというよりも、みんなでその空間を共有して楽しもう、という雰囲気を感じられる。出演者は皆、そんな雰囲気を感じ取って、“KAZOKU FES.”ならではのパフォーマンスをみせてくれた。

最後にMICROが語った言葉が印象的だった。「世界一を目指します! こんな子どものことを考えてるフェスは他にはない。子どものことを考えるってことは、その子どもが結婚して子どもを産んでからもこれるってことなんだよ。帰ってこれる場所になるってこと。こんなフェス、日本、いや世界中でもそんなにないと思います。またこれからも続けていって、みんなで世界一を目指そうぜ!」

フィナーレに「We Are Family」の合唱が響きわたるなか、会場をピースフルな空気で包み込んで、今年のKAZOKU FES.は幕を閉じた。

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