昨年の東京国際映画祭グランプリ『もうひとりの息子』が好評

2013.10.21 16:45配信
『もうひとりの息子』 (C)Rapsodie Production/ Cite Films/ France 3 Cinema/ Madeleine Films/ SoLo Films

「ぴあ」調査による10月18日、19日に公開された映画・満足度ランキングは、昨年の東京国際映画祭でグランプリ&監督賞を受賞した『もうひとりの息子』がトップに輝いた。2位に1978年に大ヒットを記録したドキュメンタリー映画を再構築した『キタキツネ物語-35周年リニューアル版-』が、3位に三上康雄監督による本格正統時代劇映画『蠢動-しゅんどう-』が入った。

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1位の『もうひとりの息子』は、出生時に取り違えられたふたりの息子が、イスラエルとパレスチナの子だったという現実に直面するふた組の家族を描いたヒューマンドラマ。出口調査では「宗教に対して意識する機会が少ない日本人にとって理解することが難しい作品ではあるが、とても心に響いた。多くの人に観てほしい」「子の取り違え、人種、主教といった大きな問題を絡めてあり想像を超える内容だった」「社会的に距離を感じているふた組の家族が変わっていく姿に感動」「物語を追う度に問題提起がよく観えてくる。今まで反発していた兄の変化が印象的だった」など、20代から80代までの観客から支持された。

2位の『キタキツネ物語…』は、約100時間分の撮影フィルムを検証、再編集したリニューアル版。アンケート調査では「リスを捕まえるところがすごかった。親から離れていく場面は驚いた」(8歳)、「普段、間近で観られない動物の生態を観ることができ引き込まれた。特に流氷のシーンが印象的」(28歳)、「自分が子供の頃に観て印象に残った作品だったので、子供を連れて観に来た」(50歳)、「親子の絆がとてもよく描かれていて、子離れさせようとするシーンでは涙が流れた」(50歳)などのコメントが寄せられた。

(本ランキングは、10月18日(金)、19日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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