ベンキュージャパンは、ゲーミングディスプレイとしての基本性能を重視した24インチワイドの液晶ディスプレイ「XL2411T」を10月26日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は3万9800円前後の見込み。

超ハイコントラストで、暗いシーンをより暗く、画像の細部を潰すことなく映し出す24インチワイド液晶パネル(解像度1920×1080)を搭載。LEDバックライトはフリッカーフリーで、目への負担を大きく軽減する。

液晶パネルは、垂直リフレッシュレート144Hz対応で、超高速の動画やゲームの動きの残像を大幅に削減し、リアリティのあるスムーズな映像を描写する。

暗いシーンでこれまでにない可視化を目指して開発した「Black eQualizerカラーエンジン」技術を搭載。「FPSモード」時にはゲーム中の見えにくい暗い場所や、明るすぎる範囲の輪郭・明るさを明瞭にすることで、隠れている敵や障害物をすばやく見分けられる。

「FPSモード」は、世界的に有名な元プロゲーマーが開発協力し、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合いをFPSゲームのために調整した。「Counter-Strike 1.6」向け設定の「FPS 1モード」と、「Counter-Strike Source」向け設定の「FPS 2モード」の2種類を用意する。

このほか、ネットゲームやシューティングゲーム、FPSゲームで有効なマウスの動きとディスプレイ間の入力処理のラグを縮小し、応答性を向上する「インスタントモード」も搭載する。また、「NVIDIA 3D Vision2」に対応し、3Dゲームなどをより明るくクリアで、臨場感溢れる映像で楽しめる。

独自の高速応答テクノロジー「AMA(Advanced Motion Accelerator)」によって、中間階調域では1ms(黒白黒では5ms)の高速応答を実現。ゲームの速い動きをゴーストの少ない滑らかで美しい映像で映し出す。

130mmの高さ調整と、90°回転するピボット機能に対応し、縦画面のシューティングゲームや、ウェブページ制作など、さまざまなシーンに活用できる。映像入力端子は、HDMI 1.4×1、ミニD-sub15ピン×1、DVI-DL×1を備える。サイズは幅570.0×高さ431.0×奥行き222.6mmで、重さは約6.0kg。