『マッキー』 (C)M/s. VARAHI CHARANA CHITRAM

26日(土)から日本公開されるインドの大ヒット映画『マッキー』の本編映像の一部が公開された。恋敵の仕打ちによって命を落とした主人公が“マッキー=ハエ”に生まれ変わって復讐を果たす仰天ストーリーを描く作品だが、さらに驚きなのは劇中に“ハエのダンスシーン”が登場することだ!

本編映像の一部

本作の主人公ジャニはお調子者の貧乏青年。向いの家に住んでいる美人のビンドゥに恋をし、彼女も彼のことを気にかけているが、豪腕で無類の女好きの建設会社の社長スティーブがビンドゥに魅了されたことから、ライバルのジャニは拉致され、殺されてしまう。しかし、彼はなぜか“ハエ”に生まれ変わり、小さな身体を駆使して、今もビンドゥを狙い続けるスティーブに復讐する。

インドの娯楽映画は、ひとつの作品の中に歌、ダンス、アクション、ラブ・ストーリー、感動ドラマを詰め込むことで他にはない爽快感とテンションが生み出される。本作もインドで歴史的なヒットを飛ばした作品だけあり、娯楽映画の全要素がギッシリと詰まっている。

そこで登場したのが“ハエ”のミュージカル・シーンだ。デジタル技術を駆使して描かれた場面だが、スタッフたちは“ハエが踊る”だけで満足することなく、クオリティを徹底追及! 軽快な音楽、華麗なダンス、きらびやかな照明は思わず息をのむ完成度で、観客を楽しませるためなら“何でもアリ!”のインド映画界の中でも特筆すべきシーンになっている。

『マッキー』
10月26日(土) TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー

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