ゼンリンは、東日本大震災の被災地の地図情報を更新したPCインストール型電子地図ソフトの最新版「ゼンリン電子地図帳Zi16」を、11月22日に発売する。税別価格は、「DVD全国版」が1万4000円、量販店向けの「DVD全国版アップグレード/乗り換え専用」が1万1000円、ゼンリンオンラインショップ向けの「DVD全国版バージョンアップ」が7000円。

DVD-ROMに収録した地図データをPCにインストールすることで、通信環境に依存せず、快適に地図の閲覧や編集ができる。

地図上での道路、線路、建物や地名などの文字、記号などのカスタマイズ表示に対応。道路、一方通行記号、地名などの最低限の情報だけを表示して道路地図として使用するなど、目的や用途に合った地図を表示できる。

自動車や自転車の速度や経由地などを設定することで、出発地から目的地までのルートシミュレーションにも対応。自動車の経路探索では、有料道路利用時の料金を確認できる。

通常の定期更新に加えて、東日本大震災の被災地の道路形状や、建物、海岸線などの地図情報を更新した。対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP。