「au HOME」アプリ一つで家電の取扱説明書が見られる

KDDIと沖縄セルラーは、ホームIoTサービス「au HOME」に「家電管理機能」と「タイムラインUIへの変更」「シーン設定機能」を2月27日から追加した。

「家電管理機能」は、トライグルが提供する「トリセツ」の家電管理機能を活用した新機能で、「au HOMEアプリ」上で家電の型番を入力するだけで家電のリスト管理が簡単に行える。Web取扱説明書へのアクセス、保有する大型家電(エアコン、冷蔵庫、テレビ)と最新の年式のエコ家電との電気料金比較などもできる。

また、消耗品や付属品の型番をもとに、KDDI、KDDIコマースフォワードが提供する総合ショッピングモール「Wowma!」で簡単に購入でき、さらに電気料金比較の結果に応じて「Wowma!」で使えるクーポンがもらえる。

「シーン設定機能」は、事前に特定の場所と連動させたいエアコンや照明を「au HOMEアプリ」で設定することで、スマホや音声で操作することなく、自宅の赤外線リモコン経由で家電をコントロールできる機能。スマホの位置情報をもとに、最寄り駅など設定した場所にユーザーが到着すると自宅の照明やエアコンをオンにしたり、家から離れると消し忘れた照明をオフにしたりと、さまざまなシーンに対応した使い方ができる。

今後さらに、特定の時間にドアの開閉を検知した場合にエアコンや照明をオン/オフするなど、「au HOMEデバイス」間の連携でのシーンを追加する予定。

「タイムラインUIへの変更」では、ドアの開閉、人感センサの検知結果など、自宅の情報が時系列で表示され、簡単に部屋の状況を確認できるようになる。スマートスピーカー「Google Home/Google Home Mini」経由でのテレビの操作機能も追加した。なお、これらの新機能を利用するには、「au HOMEアプリ」をバージョン2.0.0以降にバージョンアップする必要がある。

「au HOME」の基本利用料は月額490円、初期費用は2000円。別途、au HOME デバイスの機器代金が必要で、基本利用料とおすすめのau HOME デバイスのセット料金プランも用意している。