3. 「本命にはちょっと奮発、セカンドには渡しません!」(25歳男性・美容師)

本命には奮発して、セカンドにはなんと「渡さない」な男性もいます。

「本命とはホワイトデーにデートするので、ちゃんと渡します。ちょっといいお店のマシュマロを考えています。

でも、セカンドの子からはバレンタインにプレゼントをもらったけれど、お返しを渡すつもりはありません。

だって、変に渡して期待されても困るし、そもそもセカンドの子とはその子が“どうしても”って言うから渋々付き合っている感じなんで、僕から何かをしてあげることはないかなって思っています。

そのセカンドの女の子とは会っても月1か2くらいだから、お返しを渡すとなるとそのために会わなくちゃいけないし、めんどくさい気がします。その子には、もともと『僕はホワイトデーとかしないタイプ』って、伝えてあります」

あらかじめ「ホワイトデーをしないタイプ」って言っておけば、確かに怪しまれにくいですね…。

4. 「もらった額によるから金額はセカンドが高いけど、手間は本命が上」(29歳男性/内装)

最後は、金額ではないところで差をつけている男性の声です。

「僕は、浮気相手の女の子のほうがお返しの金額は本命より上です。なぜなら、もらったチョコレートがそんな感じだったんで、やむを得ないなって思ってます。

でも、本命にはカードをつけて渡すつもりで、セカンドにはそういうことはしません。

金額はセカンドが上だけど、手間をかけるのは本命にって感じです」

これは、真実を知ったらセカンド女性が悲しみそうな差のつけ方ですが、男性の心理としては“やむを得ない”のでしょうか。

バレンタインにチョコレート類をもらっていると、本命にもセカンドにもちゃんと「お返し」をする男性が多いみたいです。

しかしそこは人間だけに、本命とセカンドでは「差がついている」というのも、男性たちの本音でした。

もらったお返しを見て、自分が本命なのかセカンドなのかを知るのは難しそうではありますが、女性としてはこんな実態をひとつの傾向として知っておいても、損はないかもしれません。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」