間もなく発売になる『エンダーのゲーム』新訳版(c) 2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

1987年に日本で刊行され、多くの読者から好評を集めるも、日本では2008年以降絶版になっていたオースン・スコット・カードの小説『エンダーのゲーム』が、映画化を記念して新訳版として11月8日(金)に刊行されることが決定した。

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本作は、異性生命体との戦争終結という使命をおった主人公エンダーが、過酷な戦いを通して成長を遂げていく物語。SF界の権威“ネビュラ賞”と“ヒューゴー賞”をダブル受賞し、日本の作家や映画監督、アニメーション監督に大きな影響を与えたと言われている。新訳版は田中一江氏の翻訳で、上下巻で発売。『金スマ』のOPアニメやゆずのCDジャケットなどを手がける気鋭のイラストレーター秋赤音が手がけるイラスト版の幅広帯と、映画ビジュアルを使用した二種類の帯を巻いて発売される。

ちなみに本作は、壮大なスケールで物語が展開するため、長らく“映像化は不可能”と言われてきたが、このほどエイサ・バターフィールド、ヘイリー・スタインフェルド、ベン・キングズレー、ハリソン・フォードらをキャストに迎えて映画化され、来年1月18日(土)から日本公開される。なお、今月26日(土)から映画の数量限定の前売鑑賞券が発売され、秋赤音による描き下ろしイラストのクリアファイルと映画オリジナルピンバッジが特典としてプレゼントされる。

『エンダーのゲーム』
1月18日(土)公開

小説『エンダーのゲーム』
オースン・スコット・カード著/田中一江 訳
ハヤカワSF文庫
上下巻/定価各798円(税込)
11月8日(金)発売

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