角川映画の名作をオーケストラの生演奏で楽しむことができる「角川映画シネマ・コンサート」が4月13日(金)・14日(土) 東京・東京国際フォーラム ホールAで開催。同公演の制作発表が3月6日都内で行われ、音楽家の大野雄二、松崎しげる、ダイアモンド☆ユカイが登壇した。

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『犬神家の一族』『人間の証明』『野性の証明』などの名作が、特別編集されたハイライト映像と総勢約50名のスペシャル・ジャズ・オーケストラ&バンドによるシネマ・コンサートで生まれ変わる「角川映画シネマ・コンサート」。曲と曲の合間には大野と、『犬神家の一族』の主演を務めた俳優・石坂浩二とのトークが行われる。また、公演当日は公開時のポスター、角川映画や市川崑監督にまつわる貴重な資料などが展示されるほか、『犬神家の一族』の登場人物「スケキヨ像」のリアルなフォトスポットも展開される。

大野は同公演への意気込みを語るとともに、石坂とは同じ高校・大学に通っていて、CM作曲家と出演者としての縁があったと明かし、ゲストトークへ期待を寄せた。

続いて同公演でゲスト・ボーカリストを務める松崎しげるとダイアモンド☆ユカイが揃って登場。松崎しげるが『戦士の休息(『野性の証明』テーマ曲)』、ダイアモンド☆ユカイが『人間の証明のテーマ』をそれぞれ歌う。

松崎は「この映画が上映された頃は27歳で、(まだまだ)青春真っ只中!時代が変わった感じがしたよね。それに僕は『ルパン三世』世代でもある。だから(大野雄二は)日本のミュージシャンの中でも本当に憧れの存在だよね。その人と一緒にステージができるというのは、すっごく嬉しいですよね!」と、興奮を抑えきれない様子で語ると、大野も「かつて松崎さんとはCMの仕事で何度かお会いしているんだけどね、(声が)バシン!とくる感じが凄いんですよ。だから、前の人がどうだったからというのではなく、松崎さんらしく歌ってもらいたいね。」とエールを送った。

一方で ダイアモンド☆ユカイと大野はこれまで仕事で絡んだことがないが、大野はそこがミソだと語り「やってみたかったの!彼なら面白くなるんじゃないかなって思ってね」と話すと、ユカイはそれを受け「とにかくキョーレツな曲ですよね。それに僕はマザコンなので、お母さんの作品に弱いんです(笑)。去年母親を亡くしたので 泣かないように…ダイアモンド☆ユカイにしかできない歌をただ一生懸命に歌うだけです!」と、力を込めて語った。

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