「ウオーー!!」「イエーー!!」

見渡すかぎりの男たちの歓声が轟くこの場所は、女性アイドルのライブ会場でも、ロックバンドが演奏するライブハウスでもありません。ステージに立っているのは、ジャニーズのアイドルたち! これ、Sexy Zone、Kis-My-Ft2、A.B.C-Zという次世代ジャニーズの筆頭グループに加え、関西ジャニーズJr.など他ジャニーズ勢も多数出演する『劇場版 BAD BOYS J―最後に守るもの―』の公開を記念して先日行われたイベント『BAD BOYS J 大ヒット祈願!男祭り』の模様なのです。

本イベントへの参加条件は、なんと「男性であること」! 男性のみを集めた映画イベントはジャニーズ史上初の試みとのことで、これはぜひとも目撃せねば!と、編集部を代表して自分(男)が突撃。イベントレポートとともに、映画『BAD BOYS J』の魅力を紹介していきます。
 

ここは格闘技の会場!? 男たちの雄叫びが鳴り響く!

先に行われた試写会が終了した会場に入ると、客席を埋め尽くす約500人の男、男、もうどこを見ても男だらけ! メイン層は10代後半~20代前半といったところですが、小中学生くらいの男子から、自分と同じアラサー~中年層もちらほら。そして彼らの目は一様にこれから始まるイベントへの期待でキラキラ輝いています。もう一度言いますが、全員男です。

これはどんなイベントになるのか全く予想できないぞ……若干ドキドキしていると、舞台袖から「おっしゃーー!!」という声が! うおおおお、これはコンサート並みの本気(マジ)な気合入れじゃないか! 会場も一気に熱を帯びていきます。

そしていよいよキャストの面々が入場! 揃いのハッピに身を包み、両拳を突き上げながら観客を煽る姿は、ジャニーズのアイドルというよりも、さながらリング入りする格闘技選手のよう。そんな男汁2割増しのメンバーに、観客も精一杯の雄叫びで応えます(そこに混じって「けんとー!」「にかー!」など普通にメンバーを呼ぶ人も)。