30分に1回ラッキーに出会う

KDDIは、10月24日、記者会見を開き、スマートフォン/タブレット端末向けに配信している「auスマートパス」のサービス拡充策を発表した。10月24日にスタートする。

「auスマートパス」は、月額390円でスマートフォン/タブレット端末用のアプリやオンラインストレージ、提携ショップのクーポン、セキュリティ・アフターサービスなどを受けることができるサービス。新規事業統括本部の高橋誠本部長は、「2012年4月にサービスを開始し、内容の拡充とともに会員が増えている。13年9月末には800万人を突破した。継続利用率が高く、Androidユーザーで99.7%、iOSユーザーで98.6%が継続利用をしてくれている」と説明した。

今回のサービス拡充について、高橋本部長は「『いろんなラッキーがやってくる』をキャッチフレーズに、『日々のおトク』『プレミアムな体験』の二つのラッキーを提供する」と話した。

具体的には、三越伊勢丹ホールディングス、旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)、宿泊・レストラン予約サービスの一休の3社とコンテンツサービスで業務提携し、「auスマートパス タイムライン」上に、割引情報やタイムセール情報、チケット先行販売情報などを配信する。

高橋本部長は、「例えばグルメセールとして、ウニやタラバガニを50~60%オフで販売したり、抽選でお買い物券をプレゼントしたり、海外旅行ツアーの特別プランを紹介したりと、おトクな情報をたくさん配信する。おトク情報はラッキーアイコンで告知するが、いままで一日20件ほどだったラッキー情報をこれからは一日40~60件配信し、30分に1回のラッキーに出会えるようにする」と意気込みを語った。