切ないラブ・ロマンス『ユ・ヨルの音楽アルバム』

Netflix映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』独占配信中

1994年、DJユ・ヨルのラジオ放送が始まった日に、小さなパン屋にいた女子学生のミス(キム・ゴウン)と、無口なヒョヌ(チョン・ヘイン)は偶然出会います。

それは、その後長く続くおたがいの切ないすれ違いの恋の始まりでもありました。

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実は少年院から出所したばかりのヒョヌが豆腐を探しに、ミスが営む母親から受け継いだパン屋にやってきて(諸説あるうちのひとつとして、韓国では出所後、豆腐のように真っ白な心に生まれかわるために豆腐を食べる)、その後、パン屋で働くようになったヒョヌ。

でも、昔の仲間が店にやってきて……。

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おたがいに想い合っているものの、運命のいたずらによって、何度もすれ違うミスとヒョヌの恋を叙情的に描いたラブ・ロマンス『ユ・ヨルの音楽アルバム』(2019年)。

今作のチョン・ジウ監督は、キム・ゴウンのデビュー作である映画『ウンギョ 青い密』(2012年)も手がけていて、今作で2度目のタッグとなり、絶対的な信頼感のもと芝居ができたキム・ゴウン。

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また、大ヒット・ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(2016年)で初共演以来のキム・ゴウンとチョン・ヘインが、今作の2度目の共演では1994年での出会いから成長した2005年のミスとヒョヌを本格的なラブストーリーで披露しているのも見逃せません。

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今回は、アクションからヒューマンストーリーまで、女性キャストが活躍する韓国作品をご紹介しました。そのときの気分によって、もしくは気になるキャストによって、この機会に韓国映画をチェックしてみてくださいね!

大阪生まれ。出版社勤務後、ライター&編集者として独立。エッセイ本『どうしても、結婚したかった。1000人の男性と出会った私の婚活ラプソディー』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)2024年4月1日発売。音楽、日本・韓国などのドラマやTV・映画といったエンタメから恋愛・婚活・育児など女性向けジャンルを手がける。公式サイト