低予算フラッシュアニメの仮面を被った、キレッキレの社会派映画だった

すみません。正直ナメてました。前半ユルユルと始まったかと思ったら、後半は怒涛&爆笑の政治風刺の雨あられ。鷹の爪ってこんな作品でしたっけ!? 前見てた頃とずいぶん趣が違うような。え! まじ? それ言っちゃいます? ってネタがもうバンバン。

『ワンダーウーマン』はアメコミ映画だけど、その根底には女性蔑視や有色人種差別が描かれていたりと、ハリウッド映画にはその時勢の社会問題がエンタメの中に盛リ込まれています。

正直最近、邦画をあまりチェックしていなかったのですが、『DC スーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』は正にソレです。低予算フラッシュアニメの仮面を被った、キレッキレの社会派映画です。

© Warner Bros. Japan and DLE. DC characters and elements © & ™ DC Comics. Eagle Talon characters and elements © & ™ DLE. All Rights Reserved.
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空気呼んだり忖度しないFROGMAN監督が、あの某都知事や、某施設とか某お金の問題とかをブッスブッスつつき倒します。いいぞ! もっとやれ! と、画面越しにエールを送りたくなること請け合いです。僕は総統のラストの言葉に胸打たれました。政治家のみなさん、全員この映画を見てください。

そんな『DC スーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』のブルーレイ&DVD、は3月21日(水)春分の日にリリース。笑って笑って、スカッとしたいそこのあなたにオススメです。

『DC スーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』

3月21日(水)ブルーレイ&DVD発売・レンタル・デジタル配信開始