ビックカメラ・有楽町店を訪問した樋口泰行社長

日本マイクロソフトの樋口泰行社長は、タブレット端末「Surface 2」「Surface Pro 2」の発売を記念して、10月25日、ビックカメラの旗艦店・有楽町店を訪問した。

ビックカメラ有楽町店の塚本智明店長に出迎えられた樋口社長は、1階の「Surface 2」特設コーナーと5階のPC売り場の一角にある「Surface 2」販売コーナーを視察。集まった記者に「Surface 2」の販売戦略を説明した。

「最近、PCとタブレット端末のどちらを購入すべきか悩んでいる人が多いと聞くが、そんなお客さまには自信をもって『Surface 2』をおすすめする。ビックカメラをはじめパートナー様との連携を強め、年末商戦を盛り上げていきたい」と、まずは意気込みを披露。Windows XPのサポート終了に言及し、「『SurfacePro 2』はWindows 8.1を搭載しているので、サポート終了で新しいPCを求めていらっしゃるお客様にも訴求したい」と話し、「Surface 2」がPCとタブレット端末の垣根を取り払うデバイスであることを強調した。

初代の「Surface」はビジネス向けというイメージからサラリーマンの購入者が多かったが、塚本智明店長は「新しい『Surface』は大学生など若い方にも購入していただけるように、訴求する」とターゲットを拡大する考えを示した。

ビックカメラは、「Surface」販売のために1000人以上のスタッフを認定アドバイザーとしてトレーニング。「お客さまに安心して『Surface』を購入していただくための施策。資格をもつスタッフは認定バッジをつけているので、すぐに見分けがつく」と、年末商戦に向けて準備は万端だ。

1階の特設コーナーはエスカレータの脇。多くの来店者が、反応感度が向上したキーボードや二段階調整できるキックスタンドなど、「Surface 2」の使い勝手を体験していた。

5階のPC売り場では、PCを買いに来たお客様が「Surface 2」に触れながらスタッフの説明を熱心に聞く姿が見られた。