“チーム”で活動する大変さが、自分を成長させてくれた

――『ジャスティス・リーグ』は先ほど宮澤さんがおっしゃられたように、ヒーローたちが能力と弱点を補いながら、チームで戦っていくところが魅力的です。宮澤さんも色々なチームやグループで活動してきましたが、この6人のチームワークはいかがでしたか?

撮影:山田大輔

宮澤:この映画もそうなんですが、チームって“お互いに頼ること”が大切ですよね。例えば、私がリーダーになったときも、リーダーだからといって自分がひとりで頑張るのではなく、皆の力を借りながら活動してました。

私はもともと一番になりたいと思うことがなくて。“足りないところを自分が埋めたい”っていう、サブリーダーとか、副キャプテンとかそういう立場でリーダーを支えるポジションの方がやりたいし、得意だと思うんですね。でも、チームが変わればリーダーにならないといけないときもあって、それがチームでいる難しさでもあるし、自分を成長させてくれるところでもあるなって。

私は、自分が何かをやりたいというよりも、“誰かの為にこれをやろう、喜んでくれる人がいるから新しいことにもチャレンジしよう”と思うほうで。もちろん自分自身も楽しんでいるんですけど、「チームの中で自分が役立つことをしよう」と思えるようになったのは、自分がグループに入ってからだと思います。

――なるほど。チームにいたからこそ大変だったけど、成長できたと。

宮澤:『ジャスティス・リーグ』も、例えばフラッシュがいなかったら、あの瞬発能力の高いスピードが必要なシーンではどうなっちゃうんだろう? って考えますよね。ひとりひとりの力が合わさって、バトルが成立しているので。ひとりひとりの力を合わせるって、チームにとってとても大切なことだと思います。

――自分の為じゃなくて誰かの為に動くというのは、宮澤さんとワンダーウーマンの似ているところかもしれないですね。

宮澤:本当ですか、嬉しいです! サイボーグはワンダーウーマンに誘われて、最初はチームに加わるのを渋っていたけど、ワンダーウーマンは引かなかったですもんね。この世の中、そういう風にしつこい人がもっと増えるといいですよね。

私は自分のことを“コミュニケーション・モンスター”だと言っているんですけど(笑)、どんな人でもすぐ仲良くなれて扉をあけちゃうので、私もワンダーウーマン並みに勧誘は上手いかもしれません(笑)。

『ジャスティス・リーグ』JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

――チームでいるからこその苦労という点で、ほかに印象に残っている出来事などはありますか?

宮澤:狭い視野になってしまう子がいるチームは、難しいなと思います。私は48グループという女性だらけのチームにいたので、卒業して舞台などで色々な方と共演させていただくようになって、驚くことも勉強になることも多かったんです。

私は兄がふたりいるので、男性と話すことに抵抗はないんですけど、女子校出身だったり、ずっと女性だけの世界で生きてきた子は、男性の意見がよく分からなかったりして。

男性と付き合え! というわけではもちろんなくて、パパだったり、スタッフさんだったり、男性と話す機会は色々な場面であると思うので、そうやって考え方を広げるのは大切だなと思いましたね。

――確かに『ジャスティス・リーグ』にも、女性のワンダーウーマンがひとりいることで、チームとしての幅が広がっていますね。

宮澤:そうだと思います! 男性と女性、両方の考え方の違いもあるし。ワンダーウーマンは強いですけど、「ワンダーウーマンも一生懸命戦っているから、俺が守らなきゃ!」って、周りのメンズにはそう思っていて欲しい(笑)。