先日、グリコの「プッチンプリン」発売40周年を記念した『手作りプッチンプリン&アニバーサリーBOOKセット』が出た! のでご紹介します!

   

 

 







この状態で本屋に並んでいるので異様だ。ものすごく目立つ。

      

 

 







外袋の中はもう1枚の袋に入っていて、その中に容器が入っているので安心だね。どこがどうなっているかと言うと……

   

 

 






まずこのフタ部分に乗っている約25ページの円形のパンフレットが本にあたる部分。1972年からの歴代パッケージ図鑑や製造工程、その他色んな秘密が書かれているぞ。

   

 

 






そして中身はこういう風に詰まっているよ。さっそくフタを開けてプリン容器の中身を確認!

   

 

 


 
「手作りプッチンプリンのつくりかたガイド」と、プッチンプリンの素、カラメルシロップが2袋ずつ、それに「ミニプッチンプリン」を作る容器が入っている。プリンはこれらが入っていた容器で、1リットルの牛乳を用意すればすぐに作れるようになっているんだ。

   

 

 






つくりかたガイドには「プッチンへの道はきびしいのです」との警句が。他にも随所に「しっかり」「ちゃんと」など繰り返されていて、作るのが難しいんじゃないかと緊張します。失敗したらどうしよう。

   

 

 







大きい容器にプリンの素を全部出す。プリンのにおいがして、なめるとプリンの味がします。

   

 

 





 
これを1リットルの牛乳を少し入れて混ぜ、また少し入れて混ぜる……と繰り返していくと、

   

 

 






最後はこういう感じになります。これはまさにプリンの色だ!

   

 

 








そして付属のカラメルシロップをレトルトカレーなどの容量で温めて……

   

 

 








容器にどちらも注ぎます。プリンの部分を先に注いでからカラメルを中央に注ぐと、きれいにカラメルだけ下に沈んでカラメル層を作るのが面白い!実際売られているプッチンプリンも凍らせて割って見てみるとプリンの中央に、後からカラメルを注いだあとが見えることもあるそうです!

   

 

 






冷蔵庫で8時間以上冷やします。この時のために冷蔵庫の場所を確保しておく必要があるくらい大きいです。

   

 

 







そして完成! 3個パックのプッチンプリンと並べるとこの通りです。

   

 

 




裏返した姿がこれです。この時が一番緊張しますが、ちゃんと冷えていて素早くひっくり返せば大丈夫!普通のプッチンプリン同様、ジャンボ容器にもプラスチックの棒を折って空気を中に入れる「プッチン部分」が付いています。一度折るともう使えないけど、ここの部分だけ取り外し可能になっていてまた新しいものを付けることが出来ます。ジャンボプリンのプッチンをすると、だんだん空気が入ってズズズズ……とプリンがゆっくり降りていく様子が壮大です。

      

 

 



ということで完成! 大人3人がかりで食べて半分でお腹いっぱいでした!
「おいしいのに全部食べられなかったなあ」と思ったけど当たり前。このジャンボプリン1つで1400キロカロリーぐらいあります。何回かに分けたりしてもいいですし、アニバーサリーBOOKにはプッチンプリンを使ったアレンジレシピも載っているので挑戦してみても良いですね!


こんな貴重な体験でプッチンプリンの40周年を祝える本セットは宝島社から出ていて2200円。全国の本屋で買えます。ジャンボプリンにフルーツや生クリーム、ゼリーを合わせて誕生日ケーキとかにしてあげたら、多分その子は一生忘れないと思います!
 

かやま・てつ 漫画家、ゲーム作家。自作のインディーズ出版者ごっこ「ドグマ出版」で自分に漫画新人賞を与えてデビュー。著書に『ランチパックの本』など。mixiやmobage、GREEなどのゲームアプリや、iPhone向けのゲームも制作。公式HP