『アナと雪の女王』(C)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

来年3月に公開される最新ディズニーアニメ『アナと雪の女王』の予告編がこのほど公開された。美しいミュージカル・ナンバーにのせてディズニー史上初の“ダブル・ヒロイン”が壮大な冒険を繰り広げるディズニー・ファン必見の映像だ。

『アナと雪の女王』予告編

これまでディズニー作品には様々なヒロインやプリンセスが登場したが、本作はエルサとアナ、ふたりのヒロインが主人公を務める。ふたりは王家の姉妹で、仲良く育ってきたが、姉のエルサは触れるものすべてを凍らせる“秘密の力”をもっており、ついにはその力を制御することができずに真夏の王国を冬の世界にしてしまい、姿を消す。そこで、妹のアナは愛する姉を救うため、王国に夏を取り戻すために壮大な冒険に旅立つ。数々の童話・神話を見事に映画化してきたディズニーが、アンデルセンの『雪の女王』からインスピレーションをえて製作した作品だ。

このほど公開された予告編は、エルサとアナの仲むつまじい姉妹が運命のいたずらによって離れ離れになり、真夏の王国が白銀の世界へと変貌する場面から始まる。しかし、姉と王国の未来を信じるアナは危険な冒険に出発。山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま”のオラフと出会う場面は思わず笑みがこぼれる。しかし、本映像最大の注目ポイントは“音楽”だ。ディズニー・アニメはこれまでも美しいミュージカル・ナンバーを散りばめて観客を魅了してきたが、本作でも姉を信じるアナの想いや、王国から開放されて思う存分に“秘密の力”を使うエルサの気持ちが華麗な楽曲で表現される。本作で流れる9曲のミュージカル・ナンバーを手がけたのは、トニー賞に輝いた『アベニューQ』や『ブック・オブ・モルモン』などを手がけたロバート・ロペスで、オリジナル版では『RENT/レント』や『ウィキッド』のオリジナルキャストを務めたイディナ・メンゼルがエルサ役で出演している。

魅力的なキャラクター、美しいメロディ、そして壮大なドラマ……ディズニーの過去の傑作にあった要素がすべてそろった新作『アナと雪の女王』は、公開前からファンの間で大きな注目を集めており、23日(土・祝)から早くも前売り券の発売が決定。購入者には特典としてアナとエルサのストラップがプレゼントされる。

『アナと雪の女王』
2014年3月14日(金) 2D・3Dロードショー

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