チカクは、シニア世代向けに展開している同社初のプロダクト「まごチャンネル」が「iFデザインアワード2018」を受賞したと発表した。

「まごチャンネル」は、スマートフォンで撮った子どもの動画や写真を実家のテレビに直接送り、大画面のテレビで、祖父母が子・孫の成長を見られるコミュニケーションツール。従来のITサービスやプロダクトとは異なり、テクノロジーを人に近づけ、できるだけシンプルに、PCやスマホの操作が苦手なシニアでも直感的に使えるものを目指した。

専用機器は家の形で、動画や写真の受信を知らせる優しい窓の灯りや、送信側のスマホに届く「ご実家が見始めた」という通知によって、離れて暮らす家族とのつながりをさりげなく感じられる。

「iFデザインアワード2018」では、Wi-Fi不要でテレビに専用の機器を接続するだけのシンプルさや、テレビに孫専用のチャンネルが加わったような体験を提供する機能面が評価された。また、高いデザイン性に加え、孫の「名入れ」が可能な世界で1つのパッケージなど、細部までコミュニケーションを促進する点が評価され、2016年度のグッドデザイン賞の「グッドデザイン・ベスト100」を受賞している。