代官山の東京ショールームで新たな販売施策を発表

ホームケアシステムの独フォアベルクの独占特約代理店として4月に設立されたコーボルトジャパンが、11月1日、東京・代官山で東京ショールームのプレオープンイベントを開催した。今後、従来のダイレクトセールスから脱却し、新たな販売施策をとる。

フォアベルクは、高価格・高価値の家庭用クリーナーを欧米を中心に通販などのダイレクトセールスによって販売している世界的ブランド。しかし、日本では30年以上製品を展開しているにもかかわらず、知名度が伸び悩んでいた。

コーボルトジャパンのアントン・ヤッチ社長は、「日本は特殊な市場なので、高価格・高価値の製品を流通させるためには、顧客の高い評価と信頼を勝ち取る必要がある。そこで、ダイレクトセールス方式の販売を断念し、各地にショールームを設置し、製品の『見える化』を進めていくことにした」とコーボルトジャパンの担う役割を明かした。

ショールーム以外にも、公式オンラインショップや高価格製品を扱う有名デパートや小売りパートナーとも提携し、販売チャンネルを拡大する。

東京ショールームでは、販売するロボット掃除機やハンディクリーナーを体験することで、製品の価値をじっくりと確認することができる。また、季節ごとのイベント開催や、ショールームでフォアベルクの歴史や有名デザイナーとコラボレーションした作品を展示することでブランドイメージの向上を図る。

コーボルトジャパンの東京ショールームは、11月5日にオープン。11月30日まで、ホームケアシステム「VK140セット」、ロボット掃除機「VR100」を購入した人にハンディクリーナー「VC100S」をプレゼントするキャンペーンを実施している。