[第37回]宮澤佐江、SNH48劇場デビュー公演の舞台裏(後編)

 ーーご家族はこの1年、佐江ちゃんを一番間近で支えてこられたわけですし、特別な思いがおありだったでしょうねぇ。そして、今回の公演では、ご家族以外のたくさんの方々も応援されていましたね。劇場にもあふれんばかりのお花が届いていました！

ハイ、本当にたくさんの方からいただきました。本当にありがとうございました！

上海公演が決まった時からメンバーや友人、先輩の方々から「上海のステージ頑張ってね」っていうメッセージをたくさんいただいて、公演直前にも「行ってきます!!!」って言ったら、「いってらっしゃい！」「今までの分をぶつけて来い！！」ってたくさんの方からメッセージが入って……、

やっぱり……、なんて言うんだろう。いざ、こういう時に連絡をくれる人って、本当に自分のことを大切に思ってくれてる人なんだなぁ、って思ったんです。

ーー佐江ちゃんを大切に思ってくれている人？

ハイ。だから私もその人のことを大切にしたいっていうか。たとえば年上の方にこんな言い方をしたら失礼かもしれないですが、あらためて尊敬しなおしたこともありましたし、その方にこれからの自分の活躍を見ていただきたい、って強く思いました。

メンバーや友人に対しても同じで、もっと大切にしたいって思ったし、自分の大事な時に連絡をくれる人ほど、自分にとって必要な人なのかなって、上海公演を通してすごく分かった気がします。こういう時にはっきり分かるんだなって……。

もともと人との付き合いは狭く深くというタイプの人間なんです。あんまり浅く付き合うっていうことができないんですよ。

ーーえっ、そうなんですか？

ハイ。友達になったら、とことん深く長く付き合っていくタイプなんです。だから友達が多いっていうわけではないし、向こうが友達って思ってくれていても、もしかしたら私は友達って言えないような感じだったりすることもあるんです。

だからいろんな意味で、自分にとっての大切な人を、あらためて感じさせてもらった公演でもありました。

ーー優子ちゃん（※AKB48大島優子ちゃん）のぐぐたす(Google+)にも、公演初日、佐江ちゃんへのメッセージがアップされましたね。