『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールドが『99 Homes』に主演することになった。経済危機で家を失う人が多い現状を反映した、シリアスなドラマだ。

主人公は、失業中の建築業者。母、息子と共に住む家を追い出されてしまった彼は、住むところを確保するため、自分たちを追い出したパワフルで貪欲な不動産ブローカーの元で働くことに決める。家のために自分の魂と正義感まで売っていいものか、やがて彼は心を悩ませることになる。

不動産ブローカーを演じるのは、『マン・オブ・スティール』『テイク・シェルター』のマイケル・シャノン。監督はラミン・バーラニ。撮影は今月18日、ニューオリンズでスタートする。

ガーフィールドの次回作は、来年5月公開予定の『アメイジング・スパイダーマン2』(日本は2014年4月25日(金)公開)。また、遠藤周作の「沈黙」をマーティン・スコセッシが映画化する『Silence』にも主演が決まっている。

文:猿渡由紀