自己肯定感が高い子に育って欲しいとは親の願いですが、そのカギを握るのはやはり母親のようです。

メイクやオシャレに興味があり、人との関わりも大好きな10歳のキラキラ女子の恋愛率は今や8割と言われていますが、そんな思春期に入る頃の10歳女子と母親との関係性は、その後の子どもの自己肯定感に大きく影響すると言われています。

今回は、いまどき10歳女子の実態と、自己肯定感が高い女子に育てるためのポイントについてお伝えしたいと思います。

いまどき10歳女子の実態

男の子より心の成長が早いと言われている女の子。大人の話をよく聞き、言葉への理解も早く、発するのも早い女の子ですが、そんな女の子が思春期を迎えたらどうなってしまうのか。少し先のことでも、その時が来るのは意外と早く、女の子を持つママであれば気になるものです。

そんな中、10歳の女の子にスポットを当てた意識調査が3年前から行われています。それが「10歳の未来プロジェクト」の一環である「10歳キラキラ白書」。

そこには、いまどき10歳女子の実態が記されています。では早速、気になる中身を見てみましょう。

10歳女子は「キラキラ女子」!メイクにオシャレに恋に・・・中高生より関心度が高い?

現在恋愛中の10歳女子の比率は実に79%。約8割の女子が恋愛中であることが分かりました。この数字に驚いたママも多いでしょうが、驚くのはまだ早い。化粧をする程度、恋愛の有無、ファッションへの関心を得点化したところ、10歳女子の得点は6.3点となりました。

12歳が6.2点、14歳が5.92点、16歳に至っては5.7点となっていることから、10歳女子は中高生より「おませ度」が高いことが判明。つまり10歳こそが本当のキラキラ女子であることが分かりました。

10歳女子は親から徐々に自立し始め、自分の意思で動きたいと思うお年頃。女の子の象徴であるメイクやファッションへの関心度も高いようです。

そして今どき女子の自己肯定感を測ったデータも発表されました。「自分のことが好き」「私は価値のある人間だ」など、自己肯定感を測る項目を得点化したところ、10歳女子は2.87点となりました。

12歳が2.59点、14歳が2.36点、16歳に至っては2.16点と、年齢が高くなるにつれ自己肯定感が低くなっていることから、10歳女子は自己肯定感が最も高い時期であることが分かります。

さらに、「私は新しい友人がすぐにできる」「私は誰とでもよく話す」など、人と積極的に関わろうとするかどうかを数値化し得点化したところ、10歳は2.98点という結果に。12歳が2.74点、14歳が2.54点、16歳が2.34点となっていることから、10歳女子は中高生に比べ得点が高いことが分かりました。

人との関わりにおいても、10歳女子はキラキラ度が高いようです。

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