マクドナルナルドも新たにNFCによる決済に対応。その裏に最新NFC読み取り機がある

日本マクドナルドは3月13日から、さらに便利でスムーズに店舗を利用できるよう、NFCによる非接触決済サービスの取り扱いを、「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」のクレジットカードブランドで開始した。 従来から導入している「iD」「WAON」「楽天Edy」「nanaco」「Suica」などの電子マネー、「QUICPay+」および6つのクレジットカードブランドの決済サービスに加え、今回、国際標準規格のNFC(EMV Contactless)による非接触決済サービスを導入。NFC搭載の携帯電話やNFC対応のクレジットカードを決済端末にかざすだけで商品を購入できるようになり、支払い方法の選択肢を広げる。導入対象店舗は、一部を除く、全国のマクドナルド店舗約2900店舗。

NFCとは、非接触IC カードインターフェースの規格としてISOで規定された国際標準の無線通信技術。数cmの短い通信距離でNFC搭載デバイスを「かざす」ことで、さまざまなサービスを実現する。ケータイをかざし電子マネーが使える「おサイフケータイ」のイメージが強いが、同様に、NFC対応クレジットカードをかざすだけでクレジット機能を利用できる。

NFCは「キャッシュレス・オール・イン・ワンデバイス」と呼ばれる、各種電子マネー、クレジットカード(磁気・IC)などを一つの機械で対応できる、オールインワン型の端末で読み取る。

キャッシュレス・オール・イン・ワンデバイスが支える決済の多様化

マクドナルドなどの飲食店、小売店舗の決済手段の多様化は、キャッシュレス化のニーズの高まりに加え、読み取り機の設備更新や機能強化もある。

ジェイティービー(JTB)は2017年12月から、決済端末「C→REX」で新たに国際規格のNFCサービスを追加し、日本国内でAmerian Express、JCB、Mastercard、Visaの4つのブランドへの対応を開始している。

「C→REX」は、観光地を訪れる訪日外国人に対するサービス向上などのため、JCB、UCカードなどとの提携によって、JTBと契約している旅館・ホテル、土産品店で利用可能なパナソニック製の決済端末で、従来のクレジットカード・J-Debit決済、DCC(訪日外国人向け自国通貨建て決済サービス)、6種類の電子マネー決済サービス、Apple Payなどに対応する。

NFCの新サービスへの対応によって、すでに「C→REX」端末を設置している宿泊施設、提携土産品店はNFCの新サービスに対応済みだ。キャッシュレス化の真の牽引役は小売店舗向け決済ソリューションを開発・提供しているベンダーだ(BCN・嵯峨野 芙美)

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