『サカサマのパテマ』(C)Yasuhiro YOSHIURA/Sakasama Film Committee

「ぴあ」調査による11月8日、9日に公開された映画・満足度ランキングは、『イヴの時間 劇場版』の吉浦康裕監督による新作アニメーション『サカサマのパテマ』がトップに輝いた。2位に中島健人(Sexy Zone)映画初主演となる『劇場版 BAD BOYS J―最後に守るもの―』が、3位に北川景子と深田恭子が初共演したミステリー『ルームメイト』が入った。

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1位の『サカサマのパテマ』は、地下世界から降ってきたサカサマの少女・パテマの冒険譚を描くオリジナル・アニメーション。観客からは「こんなアニメ、今まで観たことない!気付いたらパテマとエイジくんを心から応援していた」「国や言語など一見越えられない壁も越えていけるというメッセージを感じた」「予想を裏切るどんでん返しがたくさんあって夢中になった。もう一回観たい!」「観るのにエネルギーがいるくらいストーリーが複雑で見応えがあった。大満足」「人はひとりじゃない、と勇気をもらえる映画だった」「パテマを見て、私たちも見る世界や角度が人によって異なるけれど、同じものを見て世界を、心を、共有できたら幸せなのだと思った」など10代から40代を中心に支持された。

2位の『劇場版 BAD BOYS J…』は、広島の覇権をめぐる不良グループの抗争を描いた連続ドラマ『BAD BOYS J』の劇場版。中島を筆頭に、Kis-My-Ft2、A.B.C-Zといった人気グループのメンバーが出演している。出口調査では「友情、恋愛、すべてにおいて熱い男のたちがカッコイイ!」「本気のぶつかり合いに映画だということを忘れてドキドキした」「男たちの友情に憧れたし、何事に対しても一生懸命な姿を尊敬する」など、10代、20代の女性から人気を集めた。

(本ランキングは、11月8日(金)、9日(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)