雨で頭痛が起こりやすいのはこんな人

低気圧や気候の変化で頭痛を感じてしまう人は、自律神経が過敏に働き過ぎている可能性があります。

とくに月経がある女性に多い傾向があります。その理由は、月経に対応するためにホルモンを調節することに加えて、気象の変化にも自律神経を調節することが困難になるからだと考えられています。

梅雨の頭痛と上手に付き合うポイント

梅雨の時期の頭痛は、血行が悪くなること、からだを正常に保つための自律神経系が乱れること、疲れやストレスがたまることなどが要因となります。

そのため、頭痛を引き起こさないように血流をよくするような工夫や、急激な気候の変化に振り回されない予防策をとることが大切です。

1.耳マッサージ

耳の奥には気圧の変化をキャッチするセンサーがあり、それが過剰に反応すると自律神経が乱れてしまうことがあります。

また、耳の血行が悪くなると、耳がむくみ、頭痛が引き起こされやすくなるため耳をマッサージするとよいでしょう。

両耳を手でつまみ、やさしく引っ張ったり、回したりすることで血行がよくなり、内耳の状態も解消されます。

手のひらで両耳を覆い、耳全体を回しながらほぐすのもおすすめです。

また、耳の後ろにある完骨と呼ばれるツボに蒸しタオルやホットのペットボトルを当てて温めることで、内耳の血行が整います。