その証拠に、同じく結婚3年目に入る知人男性Dさん(31歳)が、いまの奥さんと結婚する際の思い出として、こんなエピソードを語ってくれました。

「俺の場合も、これといったプロポーズはしてあげられませんでしたね。いまの嫁さんと結婚しようと思ったのも、彼女の方から『結婚どうする?』と聞いてきたので、『そうだな、ちゃんと考えなきゃな』とひと言、ふた言、返事をして結婚に進んだって感じなので。

もちろんそれ以前に、ふたりで結婚の話はちょくちょくしていたんですが。それこそ彼女に、『俺と結婚してください!』とベタなプロポーズは考える暇はありませんでした。ふたりでそのやり取りをしたのも吉野家でしたし(笑)でも、いまでも嫁さんとは仲良く過ごせているので、俺としては十分幸せ。きっと嫁さんも同じ気持ちだと思います」

女心としては「一体どんなプロポーズをしてくれるんだろう?」と気になる、彼からの結婚の申し込み。ですが、実際はそんな幻想的なものではなく、具体的なプロポーズがないまま、ふたりの話し合いで結婚に進むパターンも幾度となく存在します。

女性のみなさん、たとえ彼からロマンチックなプロポーズをされなくてもガッカリしないこと。一時の愛のささやきよりも、その後の結婚生活の方が遙かに大切なんだ、ということを忘れないようにしましょうね。

フリーランスライター。女性向けWeb媒体を中心に、恋愛、結婚、仕事、ライフスタイルに関する記事を執筆。自分の身と心で感じたことを企画立案し、記事にしながら読者に役立つ情報を発信している。自身の「note」に活動実績一覧を掲載中。介護福祉士、保育士資格保有。