福士蒼汰(左)と中山優馬

 映画『曇天に笑う』の初日舞台あいさつが21日、東京都内で行われ、出演者の福士蒼汰、中山優馬、若山耀人、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹と本広克行監督が出席した。

 本作は、明治時代の滋賀県を舞台に、国の平和を守ることを生業(なりわい)とする曇天(どんてん)三兄弟の運命を描く。

 「春分の日」にちなみ、この春に新しく始めたいことを聞かれたキャストたち。「インナーマッスルがあるかないかでアクションのキレも全然変わってくるので、この春からインナーマッスルを鍛えたい」と答えた福士。劇中では見事な背筋を披露していたが、「見えないところ、内側をどんどん鍛えていこうと思います!」とさらなる進化を宣言して会場を盛り上げた。

 一方の中山は、劇中で福士がやっていた「滝行」を挙げ、「人生で一回はあれをやってみたい」と回答。中山は、「寒いんかなとか、そんなに冷たくないんかなと自分勝手に想像してたんですけど、何より痛いらしいんですよ」と興味津々な様子。福士が「寒さとか関係なく、一番は痛い! (耐えられるのは)1分ぐらいだった」と振り返ると、中山は「ということは、僕はもって2秒ですね。2秒半ぐらいまで頑張ります!」と自虐めかして、笑わせた。

 イベント終盤には、サカナクションが手掛けた主題歌「陽炎」に合わせた「曇天ダンス」に福士、中山、若山の“曇天三兄弟”が初挑戦。福士は「めちゃくちゃ緊張しました」と照れ笑いし、出だしでミスをした中山は、「入り口が全然分からなかった。本職なのにどうしよう」と苦笑していた。