『すべては君に逢えたから』ジャパンプレミアの模様

東京駅開業100周年を記念して製作されたラブストーリー『すべては君に逢えたから』のジャパンプレミアが13日に開催され、玉木宏、高梨臨、木村文乃、東出昌大、時任三郎、大塚寧々、山崎竜太郎(子役)、小林稔侍、倍賞千恵子と本木克英監督が登壇。スペシャルゲストとして登場したJUJUが劇中歌『守ってあげたい』を披露し会場を盛り上げた。

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映画は、1日に100万人以上が利用するJRの東京駅を舞台に、人間不信に陥った社長や遠距離恋愛をしているカップル、余命三か月を宣告された新幹線運転士、気になる先輩に告白できないでいる大学生など、様々な男女の人生と恋愛の行方を描き出す群像劇。

偶然の出逢いから恋に落ちるウェブデザイン会社社長・黒山を演じた玉木は「(運命的な出逢いを)信じたい。運命というのは必然的な出会いだと思う。いつかそういう人に出逢うに違いないとどこかで信じています」とコメント。玉木と共演した高梨は「劇中で白ワインを持っているんですけどなんじゃこりゃ!っていうくらい絵になる。絵に描いたままの王子様です」と絶賛した。

木村は「終電が終わってから始発までの時間で一致団結して撮影をしました。駅も無人で、新幹線も通っていない時間ですが特別ダイヤで新幹線を動かしたり、たくさんの人々に協力いただき支えられて撮影ができました」と撮影を振り返った。木村と共演した東出は「最後のほうは大事な思いを伝える部分が出てくるので映像を観終わった後に家に帰ったり、恋人と合ったりして大事な思いをガツンと伝えて欲しい」とアピール。

JUJUは自身の楽曲について「映画を観ていろいろな人が日々さまざまな感情を持っている。嫌なことがあったり、良いことがあっても最終的にはどんな思いも誰かに通じるので、どんなに時間がかかっても報われる日がくると思ってすごく救われた。この映画の中での素敵な場面で使っていただだき光栄です」と語り、最後に玉木は「この映画はきっと観終わった後に大切な人の事を考えて、大切な人に会いたくなる映画だと思います」と本作をPRした。

『すべては君に逢えたから』
11月22日(金) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー