以前コパの事務所のスタッフの結婚式の挨拶で、「結婚は打算でするものです」と言ったことがあります。新郎や新婦、その場にいらっしゃった若い未婚のかたはポカンとした顔をしていました。これを読んでいる未婚のあなただってそう思っているでしょう。

しかし、この結婚式の場にいらっしゃった既婚者のかたは「結婚は打算」という言葉に「うんうん」と大きくうなずかれていました。

コパは「結婚は打算」でするものと考えています。「愛がすべて」「愛がなければ結婚できない」と反論するかたもいらっしゃるでしょう。

しかし多くのカップルを見ていると「結婚は打算」、この考え方は間違ってはいないようです。

コパのところに若いお嬢さんから「大好きな彼と結婚してずっと一緒にいたいんです」「彼のそばにいられるだけで幸せ。結婚するにはどういう風水をすればいいですか」という質問をよくいただきます。

愛も恋も大事です。しかし未婚者には大変酷な言い方かもしれませんが、愛だ恋だと言っていられるのはせいぜいはじめの2,3年。4,5年もすれば・・・。

好きだから、愛があるからと結ばれた結婚は長続きしない確率が高いのです。だから結婚に「打算」が必要なのです。打算というと、聞こえは悪いかもしれませんね。

打算という言葉がいやなら、「夢」や「目的」という言葉に置き換えてもいいでしょう。

一緒になってどんな家庭をつくりたいのか、なんのために結婚するのか・・・です。
これがあやふやだと恋愛感情が冷めたら、その後の結婚生活がむなしいものになります。

もし今結婚を考えている人がいるなら、その人と結婚して2人で頑張って叶えたい目標や夢を探してください。

これがあなたにとっての打算です。もちろん相手のあなたに要求する打算も聞いてください。2人の打算がピッタリ合っていたり、お互いの打算を受け入れることができると結婚生活を送る上での強固な土台ができあがります。

すでに結婚しているあなた。現状の生活は充実していますか?パートナーに満足していますか?満足して充実した生活を送っているのならしっかりとした打算、失礼、夢や目的があった上で結婚されたのでしょう。

 

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