本当は掃除嫌いではなく「掃除機」嫌い!? スティッククリーナーが掃除を変える

2013.11.15 10:00配信
「エルゴラピード・リチウム」

大掃除のシーズンが刻一刻と近づいている。何かと面倒で、できることならやりたくない掃除。この掃除嫌いを克服してくれるスティッククリーナー、エレクトロラックスの「ergorapido(エルゴラピード)」をご紹介しよう。

「やりたくない家事」のアンケートを採ると、常に上位に入るのが「掃除」だ。なかなか手応えが感じられないし、せっかくきれいにした部屋も時間がたてばまた汚れてしまうので、なんともやりがいに欠ける。

さらに、嫌われる要因は使うまでの手順が多いことだ。棚などから掃除機を出して、ホースをつなぎ、コードを延ばしてコンセントに差して……と考えると、やる気が減退してしまう。しかし、コードレスのスティッククリーナーなら、サッと取り出して、迷う間もなく掃除に取りかかることができる。

エレクトロラックスは、スウェーデンに本社を置く世界最大級の家電メーカー。150を超える国や地域で製品を展開し、この「エルゴラピート」も世界60カ国で累計800万台以上を販売している。

日本でも、2014年に発売10周年を迎えるこの「エルゴラピート」。当初、デザイン性の高さからインテリアショップで販売され、人気に火がついた。「そういえば見たことがある」という人も多いだろう。実は、国内累計販売台数が100万台超えを見込んでいるヒット商品で、日本で最も売れているスティッククリーナーなのだ。

●スティッククリーナー&ハンディクリーナーの一台二役

「エルゴラピード」の最大の魅力は、スティッククリーナーにも、ハンディクリーナーにもなる「2 in 1」にある。ボタンを押してハンドユニットを取り外せばハンディクリーナーになり、テーブルやソファ、階段など、高いところを手軽に掃除できる。この状態でもパワーは十分なので、クルマの中の掃除などにも便利に使えるだろう。

ハンドユニットは、このままでも使えるし、スタンドに収納しているすき間ノズルやブラシノズルを取りつけることもできる。このノズルは、細かいところの掃除で大いに活躍する。

スティッククリーナーとしての使い勝手も抜群だ。「エルゴラピード」の高さは約107cmで、一番上のハンドルを持って押し引きして掃除する。本体の重さは2.6kgなのだが、掃除していて腕の疲労や使いにくさはまったく感じなかった。ハンドルが人間工学にもとづいて設計されているのがよくわかる。

ハンドル部は裏側に滑り止めフックがあり、机などに立てかけて置くときに引っかけることができる。本体だけでも自立するので、掃除中に置く場所に困ることはない。

●抜群の吸引力と長時間バッテリでメイン掃除機にも

コードレスタイプのスティッククリーナーは、キャニスタータイプと比べると非力なイメージがあるが、「エルゴラピード」はキャニスタータイプと遜色のないパワーをもつ。前モデルに比べてモーター効率を20%高め、エレクトロラックスが「一般的なキャニスター掃除機と同じレベルの吸引力」と表現しているだけあって、ふだん使いには十分なパワーがある。スティッククリーナーはキャニスタータイプのサブ機として購入する人が多いだろうが、これ1台でも困ることはなさそうだ。

「エルゴラピード」には、充電池が異なる2種類がある。リチウムイオン充電池の「エルゴラピード・リチウム」は、4時間の充電で最大35分の連続使用が可能だ。一方、ニッケル水素電池を採用した「エルゴラピード」は、16時間の充電で最大25分連続使用できる。

使ってみるとわかるのだが、コードレスのスティッククリーナーを使うようになると、一気に家中を掃除するのではなく、こまめに気になる部分をサッと掃除するようになる。一度の掃除時間はあまり長くないので、使用時間が25分の「エルゴラピード」でも問題はまったくなかった。

「エルゴラピード・リチウム」と「エルゴラピード」は、充電時間と使用時間は異なるが、それ以外に性能の違いはない。カラーは全部で4色で、「エルゴラピード・リチウム」はグレーがベースの「タングステン(ZB3013)」と落ち着いた赤の「ウォーターメロンレッド(ZB3012)」、「エルゴラピード」は白がベースの「アイスホワイト(ZB3004)」と鮮やかな紫がベースの「パープル(ZB3006)」だ。

スティッククリーナーは基本的に出しっぱなしにしておくものなので、頻繁に視界に入る。ふだんはしまい込むキャニスター型に比べると、色の選択は意外に重要だ。

●ラージ・ホイール、LEDライトなど、使い勝手をトコトン追求

ヘッドにはコードレスクリーナーとしては珍しいパワーブラシを搭載し、ジュウタンの掃除もしっかりとできる。また、ブラシの根元部分にあるホイールが前モデルに比べて倍になり、ジュウタンや畳の掃除機がスムーズにできる。この大型ホイールによって、腕に感じる重さが軽減されるようだ。また、ヘッドの前面にLEDライトを備え、ソファやベッドの下など暗い場所の掃除に非常に便利だった。

ヘッドのブラシは、構造上、どうしても髪の毛や糸くずが絡まりやすいが、「エルゴラピード」は、「ブラシロールクリーン機能」でこの絡まりをケアできる。できれば直接触りたくないものを、ヘッド部分のスイッチを5秒踏むだけでかなり解消できる。作業中はかなり大きい音がしてちょっとびっくりするが、一度やるとこの便利さは手放せなくなる。ペットがいる家庭には必須の機能だ。

「エルゴラピード」はサイクロン式なので、ダストカップを外してこまめなゴミ捨てを心がけたい。フィルターが目詰まりすると吸引力が下げるので、ゴミ捨ての際は「プリーツフィルター」にある「クイックフィルタークリーニング」のタブを5~6回引き上げて、チリを落としてから捨てるといい。

このダストカップやフィルターは、水洗いもできる。マニュアルでは「5回に1回」が推奨されているが、一週間使う程度では水洗いの必要性は感じなかった。私の場合は、ほかを掃除したフワフワのホコリ取り用ワイパーをフィルター掃除に使った。これだとチリも舞いにくいし、十分きれいになるので、個人的におすすめだ。

●パワフルなエルゴパワー・プラスは男性の一人暮らしに最適

さて、小回りが利いて便利な「エルゴラピード」だが、使いやすさを追求した「エルゴラピード」とは別に、圧倒的なパワーがウリの「Ergopower plus(エルゴパワー・プラス)」というモデルがある。「エルゴラピード」との最大の違いは25.2Vというパワフルさだ。また、ノーマルモードで最大60分というコードレスクリーナーとしては最長の運転時間を実現。そのぶん、ダストカップもかなり大きい。ダストピックアップ率で98%、カーペットでも60%と、コードつき掃除機を含めてもトップレベルの性能をもつ。コードレススティッククリーナーの吸引力が気になっている人には、こちらもおすすめだ。「エルゴラピード」と同じくブラシロールクリーン機能を搭載しているので、ペットのいる家庭にも便利だろう。

ただし、「エルゴラピード」とは違って「2 in 1」ではないので、ハンディクリーナーにはならない。うまくホコリ取りのクリーナーと組み合わせて使うとよさそうだ。充電池は約500回使用でき、バッテリ部分だけを取り外して交換できる。

「エルゴパワー・プラス」も使ったが、大きさはあまり気にならなかった。逆に見た目以上に小回りが利いて使いやすかった。これだけパワーがあると、一人暮らしの部屋ではこれ1台で十分だろう。SOHOの仕事場、趣味の作業場などにも違和感なく置けそうだ。

●スティッククリーナーなら気がついたときにサッと掃除ができる

今回のレビューでわかったのは、掃除嫌いの理由のほとんどは、「棚から出してコードを伸ばす」ことなのだと身をもって実感できたことだった。

「エルゴラピード」や「エルゴパワー・プラス」の充電方法がスタンドに戻すだけというのも、本当にらくだった。これまでコードレススティッククリーナーはいくつか使ってきたが、本体から充電池を取り外して充電するタイプだと、結局掃除前に「充電池を取りつける」という手間が面倒で、結局、掃除をする機会が減っていた。面倒くさがるなと言われればその通りだが、現実には、「棚から出してコードを伸ばす」「充電池を取りつける」などのひと手間によって、掃除の回数が左右される。

個人的に、仕事・育児・家事に追われる忙しい毎日のなかで、ふだんはフローリングワイパーや粘着ローラーでごまかして、気がつけばキャニスター型の掃除機でしっかり掃除をするのは週一回ほどになっていることもある。自分は根っからの掃除嫌いだから仕方ない、と諦めていたが、「エルゴラピード」を使ったら、「棚から出してコードを伸ばす」ことがないだけで掃除の機会がぐんと増えた。そしてフローリングワイパーや粘着ローラーを使う機会が激減した。

「掃除は嫌い」とか「こまめに掃除できない」という人は、本当は掃除が嫌いなのではなく、ひと手間が必要な掃除機が嫌いだけなのかもしれない。そんな人に、ぜひ「エルゴラピード」と「エルゴパワー・プラス」を試してほしい。(フリーライター・西村敦子)

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