必殺技・ノド輪落としのポーズを決める田上明 必殺技・ノド輪落としのポーズを決める田上明

11月14日、前々日に引退試合の記者発表を終えたばかりの田上明がぴあに登場した。12月7日(土)・有明コロシアムで田上&森嶋猛&杉浦貴&平柳玄藩vs.天龍源一郎&藤波辰爾&井上雅央&志賀賢太郎の引退試合に臨む田上は、「田上火山、最後の大噴火をお見せしようと思うので、ぜひ会場にお越しください」とアピール。

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カードにはこだわりがある。パートナーを務めるのは歴代の付き人たちであり、対戦相手の井上&志賀は第一線を退いてからのライバルである。さらに天龍、藤波というプロレス界のレジェンドへの思いも強い。「天龍さんは大相撲からプロレスへ転向した大先輩で、若い時にボコボコにされ、プロレスの厳しさを教えてくれた方。藤波さんは全日本プロレスで三冠ヘビー級王座を獲った全盛期に、一番闘いたかった方。全日本と新日本で交流がなく、対戦することはできなかった」。田上は最後のリングで、天龍との再会、そして藤波との初遭遇を果たすのだ。

全盛期の田上のファイトはすさまじかった。192cmの長身を生かしたダイナミックなファイトを展開。故・三沢光晴さん、小橋建太、川田利明とともに頭から真っ逆さまに落とす危険な技を連発し、カウント2.9が連続する”四天王プロレス”を繰り広げた。当時の激闘を本人は「あいつには負けたくないというライバル心が原動力だった。ただ毎日毎日必死でした。先のことを考える余裕なんてなかった」と振り返る。さらに「お客さんが乗せ上手だったんじゃないですか。レスラーはお客さんがワーッと大歓声を上げれば、乗ってしまうから(笑)」と続けた。

自らの引退試合だけではない。メインイベントを締めるGHCヘビー級王者・KENTAにも期待を込める。KENTAは有明でノア最強を決める『グローバル・リーグ戦2013』を制した新日本プロレスの永田裕志を迎え撃つ。「リーグ戦で永田選手にトロフィーや賞金を渡す時、さびしいなと感じた。笑顔でおめでとうと言ったけど(笑)。そう言えば、俺も永田選手に負けているので、KENTAに仇を取ってもらわないと」。また、新日本の獣神サンダー・ライガー&タイガーマスクに流出したGHCジュニア・ヘビー級王座奪還は、小川良成&ザック・セイバーJr.に託した。ノアの社長でもある田上は決してベルト奪還至上命令は下さない。「勝ち負けは紙一重。全力を尽くして負ければ仕方がない。諦めずに挑戦すればいい」と語る。

12月7日(土) 17時より有明コロシアムで行われる「GREAT VOYAGE 2013 in Tokyo vol.2 ~田上明引退記念大会~」。田上の最後の花道とともに、ノア勢のリベンジを見届けたい。チケットは発売中。