【良く言えば】
子供のようなわがままで嫉妬されているうちは、他人からも「それは愛されている証拠よ~、うらやましいくらいよ!」といわれがちなこのケース。

ちょっと口を挟んでくる程度なら、めんどくさいなーと思いつつも、「気にかけられているうちが花」と思って我慢することもできなくはないかも。確かに、形はどうあれ愛されていることに違いはないのです。

【悪く言えば】
妻の外出をいつまでもひがんだりすねたり、また地下などにいて電話がつながらない場合、所在を言ってあるにもかかわらず何十回も着信を残すようなタイプの夫は、まさにDV予備軍です。

精神的な圧迫は想像以上で、妻は人との交流が持てなくなってしまう可能性大。また夫婦関係も悪化すること必至です。よって束縛がエスカレートしてきたときには十分な対策を講じる必要があります。
 

解決策

こういった幼稚で嫉妬深い部分を持つ夫との関係構築は非常に難しいですが、ひとつ具体的な有効策があります。

それは、もしお友達と約束をしたときに、夫に対し「○○ちゃんと出かけてくるね」という「決定事項の事後報告」をするのではなく、「○○ちゃんと出かけてきてもいい?」と、「承諾を得る形」にするのです。

最初はなんだか腹立たしいと思いますが、丸くおさめるためだと思えばプライドなんて後回しにできるもの。そのように相手の承認を得て相手を立てる形にすれば、多少は電話攻撃も緩くなり、外出に対しても寛容になってくれる可能性◎。使える手は使って、上手に対処したいですね。

 

ケース2【放任夫】:「楽しんでおいで!」が口癖の優しい夫。しかしその陰では…

Mさんは、大恋愛の末結婚した同い年の夫と結婚6年目。4歳の女の子のママでもあります。ようやく子供に少し手がかからなくなったこともあり、最近は夫に子供を預け、以前良く遊んでいた会社員時代の女友達たちと飲みにいったりもできるようになりました。

夫は理解ある人で、「同僚だった○○ちゃんの誕生会やるんだけど、行ってきていい?遅くならないようにするから」などとお願いすると、きまって「楽しんでおいで!遅くなっても全然かまわないから」と言ってくれるのです。

時間なんか気にしないで思いっきり羽を伸ばしておいで!と言ってくれる夫に、Mさんは「なんて理解があるんだろう」とあらためてその懐の深さに感動しつつ、そんな夫の言葉に甘えて定期的に飲み会などの外出を楽しんでいました。

そんなある日。放任夫の裏の顔が明らかになりました。彼、実は浮気をしていたのです。そのために、妻が外出して自分に自由な時間ができたり、逆に自分も「羽を伸ばす時間」を同等に得るため、奥さんの自由を推奨していたというわけです。これはまさに、晴天の霹靂でした…。