親が子どもを育てるのは当たり前ですが、親も子どもに育てられていることがたくさんあります。

子育ては親にとっては学びの宝庫。子育てによって大きく成長する親はたくさんいるのです。

そう考えると「子どもは親を育てるために生まれてくる」と言っても過言ではありません。改めて子どもには「生まれてきてくれてありがとう」と言いたくなります。

では、親はどんな時に子どもに育てられていると思うのでしょうか。

今回は、日々子育てに奮闘するママたちに「親が子どもに育てられているな~」と思った瞬間について聞いてみました。

私、子どもに育てられているな~と思った瞬間5つ

子どもが生まれた時、女性であれば誰もが抱く感情と言えば「生まれてきてくれてありがとう」です。

生まれたばかりの時は、無事に生まれてきてくれたことに対する感謝の気持ちや、自分のところに来てくれた感謝の気持ちからくる「ありがとう」ですが、時間が経つにつれ、その「ありがとう」はまた違った「ありがとう」に変わります。

その「ありがとう」の1つが「私も子どもに育てられているな~」「自分は子育てによって成長したな~」という想いからくる「ありがとう」ですが、子育て中のママ達はどんな時にそのような感情を抱くのでしょうか。ママ達に聞いてみました。

1: 自分のことが一番だったのに、家族のために懸命になっていると気づいた時

独身の頃は、他人の好意もそれほどありがたさを感じず、他人が困っていてもあまり気にせず自分本位だった私が、自分のことは二の次で、子どものために懸命になっていると気づいた時、自分は子どもに育てられているな~と感じるようです。

例えば、子どもにご飯をお腹いっぱい食べさせ、余ったものを自分が食べている時や、子どもの洋服やおもちゃは躊躇せず買えるのに、自分のものを買う時はすごく悩んでいる自分に気づいた時、子どもに育てられているな~と感じると言います。

生活のすべてにおいて子どもが中心になっていても、それが苦ではなくなっていることに、自分は成長したと感じるようです。

2: 1人2役、3役をそつなくこなしている自分に気づいた時

子どもができると、「妻」「ママ」「社会人」と1人2役、3役をこなさなければなりません。これまでは1役、よくいっても2役までが限界だったのに、3役もこなしている自分はやはり成長を感じるようです。

子どもを守れるのは自分しかいないという責任感と、子どもが理由で職場に迷惑を掛けるわけにはいかないという責任感から、自然と何役もこなすようになっているのでしょうが、そつなくこなしている自分に気づいた時、子どもの存在のお陰で自分は成長しているな~と感じると言います。

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