エコー・スマートペン

学研教育出版は、手書きの文字と音声を同時に記録してデジタル化する米Livescribeのスマートペン「エコー・スマートペン」を、11月20日に発売する。税別価格は、2GBモデルが2万4000円、4GBモデルが2万9000円、8GBモデルが3万4000円。

専用ノートに手書きした文字や絵をデジタル化し、同時に音声も記録できる。ノートに書いた文字をタップすると、記録時の音声を頭出しして、書いたときの臨場感をそのままに再生する。

デジタル化した文字や音声は、USBケーブル経由でPCに転送し、付属の専用管理ソフト「Livescribe Desktop」で管理・編集できる。複数のノートを電子化して持ち歩いて、テーマごとにノートを分けて書かなくても「Livescribe Desktop」上で必要なページだけを抜き出して編集したカスタムノートをつくることができる。

2GBモデルは樹脂製グリップ、4GB/8GBモデルはラバー製グリップを採用。サイズは幅19.7×高さ11.5×奥行き158.0mmで、重さは35g。

「Livescribe Desktop」で、任意のページから音声つきPDFを作成してメールなどで送ることによって、他のユーザーとノートを共有できる。Facebookに直接投稿する機能も備える。

付属の日本語OCRソフト「MyScript for Livescribe Desktop」で、手書き文字のテキストデータへの変換や手書き文字の日本語検索ができる。

「Livescribe Desktop」「MyScript for Livescribe Desktop」は、ともにダウンロードで提供。対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP(SP3)、Mac OS X 10.5.5以降。