「見てほしい」サインへの親の心がけ

「見てほしい」サインは、言い換えれば「構ってほしい」「認めてほしい」ということです。

ですから、できないことと同じくらい、いえそれ以上できたことに注目し、しかも、注目しているということが、子どもにわかるようにしっかり伝えることが大切です。

例えばこんな風に伝えましょう。

「え~、もうそんなこともできるの?」

「うわ、すごい。一人でできるんだ!」

「一人でやれたんだね、ビックリ!」

「自分でしてくれるから、ママ大助かりだわ」

そして、叱らないといけないようなことを繰り返した時は、「何度言ったら分かるの!?」ではなく

「さっき言ったこと忘れちゃった?」「どうするんだっけ?」と軽く言ってみましょう。

くどくど言うと、注目してもらいたい子どもの思うつぼですから、よほどのことでない限り、サラッと注意して終わりましょう。

ポイントは、いいことをした時の方が、悪いことをした時より、しっかり注目してもらえると思わせることです。

「教えてほしい」サインへの親の心がけ

子どもが何度も同じ失敗をするというのは、それが苦手だということです。

ですから、苦手なことを克服する方法を教えてあげましょう。

手指の力が弱いと思ったら、物を握るようなおもちゃを与えたり運動をさせるとか、忘れ物が多いなら、忘れ物をしないですむように工夫することを教えましょう。

親が一方的に決めてやらせるのではなく、子どもと一緒にどうしたらいいかと考えることがポイントです。

たとえば、忘れ物をしないためのチェックリストを作ってみようとか、玄関に「○○持った?」の張り紙をしてみるとか、面白いアイデアが浮かぶかもしれません。

まとめ

「見てほしい」サインや「教えてほしい」サインに気づくためには、子どものことをよく観察する必要があります。同じことで叱ることが多くなれば、まず原因は何かを探ってみましょう。

子どもを変えるには、元となる原因を改善すること。子どもはまだまだできて当然ではなく、できなくて当然なのです。

「見てほしい」サインや「教えて」サインに親が気づけば気づくほど、子どもは愛されているという自己肯定感を持ち、やればできるという自信がつきますよ。

 元日本航空CA、子ども英語スクール経営者。日本と欧米の優れた点を取り入れた幼児教育研究家。著書に『グローバル社会に生きる子どものためのしつけと習慣』(アマゾン)『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)、『ホンマでっか!?TV』に子ども教育評論家として出演など。

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