『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(C)2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組んだ新作映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の日本公開日が2014年1月31日(金)に決定した。日本では年内公開から延期になった作品だが、アメリカでの公開は今年12月25日に決定。そこには「オスカーを狙える」という送り手たちの自信がこめられているようだ。

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本作は、1980~90年代のウォール街で、20代で証券会社を設立して億万長者になるも、証券詐欺の違法行為で逮捕された実在の株式ブローカー ジョーダン・ベルフォートの回顧録を映画化したもの。“ウォール街のウルフ”と称される主人公をディカプリオが演じる。

本作は製作の遅れから公開日が延期されていたが、アメリカでは本年度のアカデミー賞の候補条件(前年の1年間に米ロサンゼルスの映画館で連続7日以上、有料で公開された40分以上の作品で、劇場公開以前に別メディアで公開されていないもの)に間に合うよう12月25日から公開される。本作の日本配給を手がけるパラマウント ピクチャーズ ジャパンは「アメリカでは、オスカー候補作と言われていた『ミケランジェロ・プロジェクト』や『Foxcatcher』など、期待作が続々と公開を2014年に延期する中、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』が12月25日という年内に公開をするのは、満を持してオスカー戦線に参加するという意味でもあり、自信の表れでもあります。そして、それはレオと監督のタッグあってこそです。ある意味問題作と言うべき本作が、オスカー・レースへ名乗りを上げます!」とコメント。

過去にディカプリオとスコセッシ監督がタッグを組んだ『ディパーテッド』はアカデミー作品賞、監督賞など4部門に輝いており、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』も製作会社/配給会社が“オスカーを狙える”と考えて全米公開日を決定したようだ。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
2014年1月31日(金) 全国ロードショー