記憶に新しい2020年東京オリンピック開催決定の朗報を受けて、12月10日(火)東京・青山にて、日本のスポーツについて考えるシンポジウムが開催される。

シンポジウム「日本のスポーツを考える」チケット情報

明るいニュースに沸き立つ反面、体罰問題や競技団体の不祥事などが相次いでいるのも事実だ。この現状を見据え、シンポジウム「日本のスポーツを考える」では、五輪開催までの7年で、真に日本にスポーツを根付かせることを目指す。

討議テーマは、「スポーツ基本法」や「東京オリンピックまでにスポーツの理解を促進するために、すべきこと」など。議題のひとつである「スポーツ基本法」は、1961年制定のスポーツ振興法を50年ぶりに全面改訂したもので、世界共通の人類の文化として日本におけるスポーツの一層の推進を図るために定められた。この法律の趣旨や、基づく政策などを紹介・議論する。また、一方の「東京五輪までにすべきこと」では、昨今散見している体罰をいかに撲滅するかなど、スポーツで最も重要な「尊重」の意識を根付かせる方法を探っていく。

パネラーは、元浦和レッズの西野努をはじめ、運動部を経て朝日新聞編集委員を務める潮智史、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会推進議員連盟幹事長の遠藤利明、スポーツライター・玉木正之、スポーツコンサルタントの広瀬一郎ら、スポーツへの造詣が深い5名。普段、何気なく楽しんでいるスポーツへの理解を深める絶好の機会となっている。真のスポーツマンシップとは何か? 徹底討論を通じて、この機会にぜひ考えてみては。

シンポジウム「日本のスポーツを考える」は12月10日(火)・青山ベルコモンズ クレイドルホールにて開催。チケット発売中。