完成報告イベントの模様

俳優の水嶋ヒロが20日、都内で行われた主演最新作『黒執事』の完成報告イベントに出席した。水嶋が映画イベントに姿を現すのは、2010年9月に公開された『BECK』の初日舞台あいさつ以来、およそ3年ぶり。「ご無沙汰しております」とあいさつすると、駆けつけたファンの声援を受けながら、レッドカーペットを闊歩し、サインや握手にも応じていた。

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映画は枢やなの人気コミックをベースに、原作から約130年後の物語を『NANA』シリーズの大谷健太郎監督とテレビアニメ『TIGER&BUNNY』のさとうけいいち監督が共同メガホンで映像化。悪魔で完全無欠の執事セバスチャン(水嶋)と、男性として生きる主人の幻蜂汐璃(剛力)が連続ミイラ化怪死事件、少女失踪事件など不可解な謎を追う。

イベントには水嶋をはじめ、剛力彩芽、優香、山本美月らが出席し「かなりハードルが高く、プレッシャーの大きい役柄でしたが、素晴らしいキャストに恵まれ、思いきり演じることができた」(水嶋)。一方、女性キャストは水嶋の印象について「褒め上手」と口をそろえ、剛力は「現場で『今の視線、グッと来た』と言ってくださった」と振り返った。

この日は全員が“黒”で統一した衣装で登場し、水嶋は「皆さん正装されていて、こんな美しい人が世の中にいるんだなと…。良い匂いがします」とここでも“褒め上手”ぶりを発揮。ただ、久しぶりの公の場とあって、司会者からの質問にうまく返答できず「えー、あの…」と執事らしからぬ、動揺した様子も。映画の出来ばえについては「どこを切っても見どころが詰まっていると断言できる豪華な内容になった。このようなすばらしい舞台を用意していただいて感謝したい」と手応え十分だった。

『黒執事』
2014年1月18日から全国ロードショー

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